リンデロンとゲンタシン。これらは傷を治すためによく使われます。しかし
よく似ているためにどこがどう違うのかを理解するのはなかなか難しいです。
そこで今回はリンデロンとゲンタシンの違いとは?
怪我をしたときに塗るのはどちらがいいのか、調査してみました。
リンデロンとゲンタシンの違い(リンデロンは?)
リンデロンはステロイドです。故にアレルギー反応や炎症などを抑えるのに
使います。合成副腎皮質ホルモンと言われるステロイドです。
ステロイドの強さ的には3で中くらいです。ステロイドなので粘膜などの近い
場所には使わない方がよさそうです。ステロイドは長期使用すると副作用が出て
しまうので、短期間の炎症止めなどに使われることがあります。
リンデロンとゲンタシンの違い(ゲンタシンは?)
ゲンタシンは抗生物質であり、殺菌効果があり、ばい菌を退治するのに使用します。
傷口の細菌を抑えることができるので、治りを早くし、感染を防ぐ効果があります。
色や刺激もなく、伸びやすいために大変塗りやすいお薬です。ニキビの菌に効果を
示すことからニキビ治療に使われることもあるお薬です。特に赤ニキビや化膿して
いるニキビに対して効果があると言われます。
怪我した傷に塗るのはリンデロンかゲンタシンどちらが良い?
怪我の場合と言ってもそれぞれに症状があるのでハッキリとしてことは言えません。
具体的に「とびひ」などのばい菌とわかる場合にはゲンタシンを使います。
また傷の二次感染予防に使います。
同じ「とびひ」でも炎症が強い時はリンデロンを使います。しかし使い分けは非常に難しいので、医師の判断を仰ぐ方が良いようです。しかし使い分けが知りたい方のためにあくまで参考までに具体的な分け方を書いてみました。
◎リンデロンー痒みを抑える、一時的な傷。虫刺され、火傷、切り傷、ヘルペス
◎ゲンタシンーあせも、とびひ、化膿、患部の拡散を抑えたい時
まとめ
今回はリンデロンとゲンタシンの違いと、ケガをした場合にはどちらを
使うのが一番良いのかを調査しました。
どちらと断定的には言えずに状況をみて判断します。
覚えておきたいのは、リンデロンが炎症を抑えるものであり
ゲンタシンはバイ菌を退治するものだということです。
怪我でどちらという覚え方よりもこちらの方が正しい判断ができそうです。
特徴と何のために使うのかを理解することの大切さを理解できますね。
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