毛虫皮膚炎の症状は?市販薬で治せる?痒みを抑える方法は?

皮膚・顔

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私は、ムシに刺されやすいのです。
みなさまは、いかがでしょうか。
お子さまがいらっしゃるお宅なら、初夏から秋にかけての期間、対策をとられている方おおいのではないでしょうか。
初夏から秋にかけて、ムシが元気に動き回る季節。
肌の露出とともに、身体のいろいろなところが虫に刺され、腕や顔がぷっくりと腫れやすい。
蚊だけでなく、毛虫などでもなるのです。
それは『 毛虫皮膚炎 』という皮膚炎。
毛虫による皮膚炎なのですが、直接触れてもいないのに毛虫皮膚炎になることもあるのです。

『 毛虫皮膚炎 』という皮膚炎はどのような症状なのでしょうか。

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毛虫皮膚炎の症状は?見た目にどんな特徴がある?

『 毛虫皮膚炎 』とは、毛虫の毛や毒蛾に触れることによって、かぶれやかゆみ、発赤、発疹などを起こします。

毛虫は触るだけでなく、目に見えないような毛が空気中に飛んでいることもあり、それに触れただけでも皮膚炎になるのです。

色々と種類がいますが、代表的な3種類の症状をご紹介します。

イラガ類:イラガに刺された場合、電気を浴びたような痛み。人によりますが、ピリピリとした痛みとのこと。

ドクガ類:イラガのようなピリピリとした痛みではなく、刺されるとその箇所は赤くはれ上がり、かゆみが数週間にわたって続きます。

カレハガ類:刺された時に激痛を感じ、大きくはれ上がりかゆみもでるので驚きますが、痛みと腫れはすぐに治まり、かゆみも2週間程度でひきます。

中でも、イラガとドクガは、毒の針を持っており、刺された後に適切な処置をしないと、炎症が広がってしまう恐れがあるのです。
早めに対処しましょう。

毛虫皮膚炎は市販薬でも治るの?治療期間は?

皮膚科を受診する前に、腫れや痒みの症状が出てきた場合すぐにした方がいい対処法をご紹介します。
市販薬を塗る前に、行っておきたいことです。

それは、「  皮膚から毛虫の針を抜き取りましょう。 」
かきむしったりすると、毛虫の針が皮膚の奥に入ってしまうのです。
それは、余計に悪化させてしまいかねません。

そのため、刺された場所をガムテープか何かで覆い、針を引き抜きましょう。
多くの場合、目に見えないほど虫の針は小さいので、ガムテープなどで引き抜いた方が確実に抜くことができます。

痒みを伴う場合は、毒針毛が刺さったままのことが多く、放置して患部を掻きむしってしまうと、針が皮膚の奥まで入ってしまい、悪化させてしまことも。
毛虫によっても針の大きさが違うので、もし、針が見える大きさの場合はピンセットで針を引き抜くことをおススメします。

とにかく、毛虫の針を引き抜くことが重要なのです。

お子さまが毛虫皮膚炎になった場合、我慢できずにかきむしり、とびひに移行することもあるので、かきむしらないように、気をつけましょう。

そして、腫れが出ている場合は、氷で冷やしましょう。

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針が抜け、冷やしてから、市販剤を塗ることをおススメします。
かゆみ止めの効果がある「 ヒスタミン 」や「 ステロイド 」が入っている虫刺され用の市販薬を塗りましょう。

おすすめは『 ムヒアルファEX 』
ムヒの中でもいろいろな虫に効果がある薬です。
パッケージにも毛虫のマークがあります。
腫れや痒みを抑えるのによく効きます、とのことです。

しかし、刺された毛虫によっても症状が様々、痒みや痛みがひかない場合は早めに皮膚科に伺いましょう。
毛虫に刺されて跡を残さない為には病院に行くのが一番です。

また、完治も人によってかなりの差があります。
早い人では1週間程度、長い場合は2か月以上かかるケースもあるのです。

治るまでの間は、激しい運動や飲酒は控えましょう。

何より、痒みを我慢するのはとても辛く、アレルギー反応が強い場合は、発熱やアナフィラキシーショックを起こす事もあるそう。
山や公園などへ出掛ける際は皆様も十分に気をつけましょう。

市販薬、塗ったから大丈夫かな、と安心してはいけません。
毛虫に刺された時用の薬が販売されているのですが、場合によっては炎症がひかずに、長引いてしまうということあるのです。
皮膚科で処方してもらった薬の方が、刺された毛虫の種類に合っていますので、すぐにかゆみなどを鎮めることができます。
毛虫に刺されてしまった場合は、市販薬に頼るのではなく、皮膚科を受診することをおススメします。

どうしても市販薬に頼るほかないという場合には、お店にいる「 薬剤師 」に相談しましょう。
薬は何種類も存在しており、もしかしたら、症状に合うものを教えてくださるかもしれません。

また、毛虫の刺された症状は、実はすぐに出てこないこともあるのです。
1日~2日後に出てくることも多いので、注意しましょう。

毛虫皮膚炎による痒みを抑える方法

よって、刺されたのか、刺されてないのか、あいまいなまま
不用意に患部を掻いてしまうケースが多いです。

刺された部分を掻いてしまうと、毛虫の毒針がさらに、肌に食い込んでしまいます。
これを防ぐためには、刺されたらすぐ針を取り除き、冷やしましょう。

しっかり針が抜けているならば、氷を入れたお水につけたりして冷やすこと、おススメします。

まとめ

虫に刺された時のお洋服にも気をつけましょう。

刺されたご本人がわからないくらい、自然といつのまにか刺されているのです。
もしかすると、お洋服についているかもしれません。

ですから、刺された方のお洋服は別にしましょう。
なぜなら、「 毒針が衣服についている可能性がある 」からです。
そのまま、ほかの洗濯物と一緒に洗濯をしてしまえば、ほかの衣類に毒針がついてしまうことも。
洗い流せればいいのですが、可能性は低い方がいいので、別に洗いましょう。

お子さまが刺された方で、干す時も別にされた、という方もいらっしゃいます。
念には念を、ということだそうです。

最後にお風呂ですが、特に制限はありません。
ただ、刺激強いことは控えましょう。
お湯やせっけんの使用は問題ありませんが、炭酸とかカプサイシン系の刺激のある入浴剤など。
治りが遅くなったり、別の皮膚炎を発症してしまうことも考えられます。
安静にしましょう。

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