蜂に刺されたら?応急処置のやり方とアナフィラキシーショックへの注意点

皮膚・顔

hatioukyusyoti

蜂に刺されたことはありますか?蚊に刺されることはよくありますが、蜂に刺されることはそう頻繁に経験するものではないですよね。ですが、もし蜂に刺された時、どうすればよいのでしょうか?

私は中学生の頃、キャンプ場でスズメバチに刺されたことがありました。その時は、刺された時に立ち尽くしてしまい、何もできなかったのですが、母が処置をしてくれ、その後、救急病院に行き手当を受けました。その行った病院ではお医者さんに「ちゃんとお母さんが処置をしてくれたおかげでひどくならずに済んだんだよ」と言われました。
それでもかなり大きく腫れ上がって痛かったのですが、処置のおかげで軽傷で済んだのだそうです。
あの時、対応してくれた母に感謝しています。

あの時の私のように、適切な処置について理解している人はそう多くありません。
またウソの情報などが常識として信じられていることもあります。

そこで今回は蜂に刺された場合の応急処置とアナフィラキシーショックへの注意点についてお話していきます。

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蜂に刺されたら?応急処置のやり方

◎ハリを抜き、毒を洗い流す

普通は蜂のハリが刺さったままになっています。毒液も一緒になっていますので
手で抜こうとすると更に中に押し込むようになってしまいます。ピンセットがあれば
それでハリを抜くようにします。なければ固いカードなどでハリを払うようにします。

そのあとは毒を洗い流します。患部を指でつまんで中の毒を絞り出すようにすると
効果があります。ちなみに口から吸って毒を抜こうとするのはおススメできません。

私が刺された箇所は腕でした。刺された時、母に手を引っ張られてキャンプ場の「炊事場」に連れていかれました。
そこで水を流しながら、刺された患部を母がぎゅーーーーっと雑巾のように思いっきり絞りました。

めちゃくちゃ痛かったですが、その絞った瞬間に、刺された箇所から緑色の粘液(おそらく毒だと思います)が
ダラダラーーーーっと出てきたのを覚えています。

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とっさに毒を絞り出したことにより、大量の毒が体内に蔓延するのを防げたのだと思います。
病院では、その対処がとてもよかったと言われました。

刺されてすぐは、まだ体内の奥に届いていないので、早目に毒を出すのが良いでしょう。

◎患部に薬を塗る

毒を洗い流したら薬を塗ります。成分としては抗ヒスタミン系成分を含んでいる
ものが良いでしょう。市販の虫さされ薬にはこれが入っています。さらに患部を
冷やすと痛みがやわらぎますので、保冷剤などを当てると良いでしょう。

蜂に刺された時にアナフィラキシーショックが出るとどうなる?

◎自分でわかる症状

口の中の異物感や腫れ、ものが飲みにくかったり息苦しくなる、手足の腫れ
悪寒、耳鳴り、くしゃみ、けだるさ、腹痛などです。

◎他の人から見てわかる見える症状

肌の紅潮や腫れ、じんましん、体や顔のむくみ、呼吸困難で苦しそう
チアノーゼ、意識がないなど。

アナフィラキシ―ショックは発症時間が10分から15分と短いために処置が
間に合わずに手遅れになることがあります。

蜂に刺された場合に病院に行く行かないの判断基準

基本的に行くべきです。私たちは専門家ではないので、自己判断が一番危険です。
病院では皮膚科を受診すると良いでしょう。

ただ判断としては、蜂の毒の周りは早いので20~30分して吐き気や呼吸困難など
症状が全くないのであれば危険は低いと判断はできます。あくまで目安なので
自己責任でお願いします。

さらに何蜂に何度刺されたかなども判断できる要素になります。一般的な情報ですが
ミツバチに一度さされても適切な処置をすればあまり問題ではありません。
スズメバチは危険ですが、やはり一度だけでは危険度はそれほど高くないでしょう。
しかし処置は上記に書いた通りしっかり行うべきです。

2度刺された時に危険度がグッと増すことは覚えておいた方がいいでしょう。
あくまで目安で一度で症状が出る人もいますし、複数回刺されても大丈夫な方も
います。

まとめ

今回は蜂に刺された場合の対処法をまとめてみました。

蜂で死ぬ人もいることを考えれば軽く処置はできないですね。
正しい知識を元に対策をしましょう。

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