深い切り傷でも縫わないで済むのか?ふさがるまでの期間や代用方法は?


10針縫いました!って聞くと、かなり大きな傷だったんだなと思いますよね?
縫ったイコール深い傷というイメージがあります。しかし深い傷であれば必ず
縫わなければいけないのでしょうか?

もし縫わなくてすむのであればそうしたいと考えている人は多いようです。
他に代用方法ってあるのでしょうか?

今回は縫わなければいけない時の目安と縫うことのメリットとデメリット。
傷がふさがる目安と代用方法などをご紹介します。

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深い切り傷でも縫わないで済むのか?縫う縫わないのメリット・デメリット

皮膚の構造は外側から表皮、真皮、皮下組織という3構造になっています。普通は表皮に
傷ができますが、そこだけの場合は、縫わなくても綺麗に元に戻ります。ただ傷が真皮の
半ば以上や脂肪の組織(皮下組織)にまで達していたら塗った方が良いかと思います。

理由としては、そこまで深い傷だと再生できずに傷が残ってしまう可能性がありますし
治る時に傷が大きく硬く、厚く幅広く盛り上がってしまいます。縫うことで綺麗に治るし
早く治るというメリットがあります。

更に判断の目安ですが、真皮の場合、判断が難しいのですが、傷が開きやすかったり
(何もしなくても傷が開いてしまう状態)する場合です。普通、傷は肉が埋まってきて
から治るので、埋まった部分の幅が広くなってしまいます。つまり傷が残りやすくなる
ので、塗った方が良いと判断することがあります。

長くなりましたが、塗った方が早く綺麗に治るというメリットがありますが、デメリットは
傷が跡に残り、長くかかる場合があるということです。ただ傷が残って良いと言う場合は
縫わないでも治ります。実際、縫うのが嫌でやらない人もいるそうです。

◎キズが綺麗に治るのは真皮縫合

傷が綺麗に治るのは縫い方にもあります。先ほど述べた真皮がポイントです。この真皮層と
呼ばれる部分に糸をかけて固定して、この糸は抜がずに埋め込んだままにします。図がないと
うまく説明できないのですが、最後の結び目が一番深い位置になるように固定します。

糸を埋め込んだままにすることで、傷にかかる張力に対抗してくれるわけです。これを行うと
傷はぴったりと密着し、表面の皮は縫わなくてもテープで固定するだけで十分なくらいになり
ます。ちなみに傷にかかる張力は場所などにより違うので、糸の張り方は柔軟にします。
これは美容外科、形成外科で学ぶ方法のようです。

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※何針縫うということに関しての雑学

よく何針縫ったの?何針縫いました!なんて聞いたり、言ったりしますよね。しかし
何針縫ったか覚えている医師なんていないそうです。特に形成外科では縫う数も多く
何針縫ったかは正直なところわからないそうです。

意外と20針だったかな、30針だったかなと曖昧に答えることもあるそうです。
いい加減だなと思うかもしれませんが、実は何針縫ったかということ自体、あまり
重要なことではないそうです。

傷の部位や傷の状態、どんな糸を使うかなどによって縫う数は違ってきます。
なので、何針縫ったかということが、傷の大きさや重症度の絶対的な基準ではない
そうです。昔は確か1センチの傷に対して、1針なんていうのが相場?だったようで
10針というと、そんなに長い傷だったかという判断材料になっていたようなので
その名残が残っている感じのようです。今は全く違うということですね。

深い切り傷がふさがるまでの時間は?

縫い合わせることが必要となる傷の場合は、場所によっても異なり、一概には言えませんが
傷自体は1週間から10日でつながることが多いです。

深い切り傷を縫わない場合の代用方法は?

縫わないで済むような浅い傷の場合は、医療用の固定テープのステリテープという
ものがあり、それを使うことがあります。ちなみにステリテープは傷を寄せて貼り
合わせるのに使います。

子供の処置によく使うことがあります。というのは、子供に麻酔の注射を打ってから
縫うというのは、結構難しいことがあります。暴れるからです。暴れる子供を押さえ
つけて縫うというのはかなり大変です。故にテープで固定する方法がとられます。

ステリテープの貼り方ですが、テープを3センチほどに切って傷の方向に直角に貼って
いきます。端を少し重ねるようにして、傷の全長を覆うように貼るのがコツです。
テープの交換は2、3日で行います。かぶれる場合は中止します。

ちなみにこのテープは頻繁に汗をかく部位や毛髪のある部分などには使用できません。
また医療用の瞬間接着剤もありますが、目の周囲では使用することはできません。

まとめ

今回は深い傷でも縫わないで済むのか目安と、縫うことのメリットなどを紹介しました。
傷が綺麗に、早く治るために縫った方がいいのですね。
補足ですが、縫い方も関係あるようなので、先生の腕にもかかっているようですね。

自分では判断できないことなので、先生と相談しながら決めるのが一番ですね。

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