猫の避妊手術の時期は?手術方法や手術費用について

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古くから人間は、
動物たちとともに暮らしてきました。
が、現在、
望まれずに生まれた多くのペットが、
心ない人間による飼育放棄の犠牲になっています。

牛や馬などの家畜の繁殖は、
人間によってほぼ完全にコントロールされ、
犬や猫などのペットに関しても、悲しいことですが、
人間が繁殖をコントロールする必要があると言えるでしょう。

人間主体になってしまった環境、
ともに生きていくことが本来は当たり前のこと。
ですが、人間主体のこの世界。
申し訳ないですが、
動物に犠牲になってもらうことを考え、猫の去勢・避妊について調べてみました。

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猫の避妊手術をする時期タイミングはいつからいつまで?

去勢・避妊手術を受けさせる際には、
動物病院でワクチン接種の有無を
尋ねられると思います。

ワクチンを接種していない場合は、
抗体ができるまでの期間を考慮して、
手術の3週間前くらいに
ワクチン接種を済ませておきましょう。

メスの場合は、
はじめての発情を迎える前に
手術を受けさせることが望ましいようです。
一般に生後6?8ヵ月齢が目安。

オスの場合は、
メスよりも性成熟が遅い傾向にあるので、
生後6?10ヵ月齢くらいでも大丈夫とのこと。
猫種などによって性成熟の時期が異なるので、
手術を受けるタイミングは獣医師さんに相談してみてください。

猫の避妊手術の方法は?抜糸が不要な手術もある?

様々な方法があるようで。
手術前にどの方法をとるか、
主治医の先生とよくご相談してください。

メスの避妊手術の場合

・卵巣子宮摘出術
開腹して卵巣と子宮をすべて摘出。
卵巣を摘出するとホルモンの影響を受けないので、
発情しなくなるそうです。。
また、子宮も摘出しますので、
子宮に関する病気、
子宮内膜種、
子宮蓄膿症、腫瘍などに
罹りません。

・卵巣摘出手術
開腹して卵巣だけを摘出。
発情がなくなるそうです。
卵巣という臓器は
ほんのわずかな細胞が残っていても
再生する能力が高いらしく、
もし細胞が残っていれば
卵巣摘出をしても、
発情が起きることがあるそう。
ですが、妊娠する確率はほぼないようです。
卵巣摘出手術の利点は、
卵巣や子宮摘出手術に比べると
手術が短時間で傷口が小さくて済むそうです。

・卵管結さつ手術
開腹して卵管を糸で縛るそうです。
妊娠はしませんが、
発情は起きますし、
卵巣や子宮のホルモン関係の病気にかかる可能性が残るそうです。
その上、手術も難しいそうです。

・ジースインプラント=インプラント埋込手術
麻酔をかけ背部分の首の毛を刈って、
切開する手術。
皮膚内に酢酸クロルマジノンを成分とする
黄体ホルモンの入ったカプセル状のものを埋め込むそう。
この術方の利点としては、
手術が短時間で済み、
インプラントしたものを除去すれば
妊娠が可能になるそうです。

臓器はそのままですし、
黄体ホルモンを放出させ
常時疑似妊娠状態をコントロールするらしいので、
子宮蓄膿症などを併発する確率が
非常に高いとのこと。

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また、
発情中はインプラントを埋め込むことはできないそうで。
薬効が1年なので、
1度埋め込んで1年度に取り出し、
また埋め込む手術が必要となるそうです。

薬効期間を過ぎたものを
埋め込んだまま放置しておくと
子宮蓄膿症などの罹患率が
かなり高くなるそうです。
インプラントが埋め込まれた位置から
ずれてしまうこともあるので、
再手術の際、
問題が起きることも。

オスの去勢手術の場合、

・精巣摘出
睾丸を切開して精巣を摘出します。
切開した睾丸を縫わない病院の方が多いようですが、
縫合したり、生体用接着剤で閉じるところもあるそうです。
術後1週間~は睾丸がどす黒く腫れ上がりちょっと痛々しく見えたりすることも。
手術して数年たつと、ほとんど残骸もわからないくらい袋が小さくしぼむそう。

・パイプカット
精巣は摘出せず、
精子の通り道を途中で切断する手術。
メスネコを妊娠させることはなくなりますが、
精巣が残っているとオスのホルモンは分泌されるので、
姿形や行動的には去勢手術してないオスと同じ状態。
また、
オスのホルモンが関係してる前立腺の病気や精巣の腫瘍を
防ぐ効果もないそうです。

副作用として
オス・メスともに、
体重が増加、
時に脱毛が起き、
増して、
メスには子宮疾患を発症。
軽度の乳腺の発達を起こすことがあるそうです。

ホルモン剤の投与
日本では手に入らないと思いますが、
欧米では飲ませるタイプのホルモン剤を投与することがあるそうです。
主にブリーダーが使用しているようで。
これも黄体ホルモンを飲ませて、
疑似妊娠状態を保つようです。

しかし、
ホルモン剤投与をやめた後の妊娠で、
奇形児を出産する報告例があります。
ホルモン剤投与を中止して、
どの程度期間を空けて妊娠させると問題がないのかは、
そのネコそれぞれの個体差によって違いがあるようです。

猫の避妊手術の費用はどのくらい?

メスの避妊手術は、
全身麻酔による開腹手術。
そのため手術時間はオスよりも長く、
1?2泊の入院となることが多いそうです。

オスの去勢手術は、
全身麻酔によって精巣を摘出する手術。
一般に日帰り入院となるそうです。

手術および入院にかかる費用は、
開腹手術が必要なメスのほうが高くなるそうで。

獣医療の場合は
『 自由診療 』

手術費や入院費は動物病院によって異なります。

自治体によっては犬や猫の去勢・避妊手術に対して、
助成金制度を設けているところもあるそうです。

例えば、
東京都新宿区は予算がなくなり次第
締切り、とのことですが、
飼い主のいない猫
¥5,000~¥9,000
指定動物病院で手術
飼い猫の場合、
¥2,500~¥4,000
など、あるそうです。

各自治体に相談してみることもおススメします。

まとめ

私も猫と暮らしことがあります。
運もよく、
彼ら、彼女らに去勢することなく、
一緒に暮らしてくれました。

今、実家にいるソマリは、
西新宿で野良ネコとして生きていたようです。
以前は、人に育てられていたのでしょう。
餌を見つけられなかったようで、
彼女は見る度、
痩せていくのを見かねて、
猫好きな知人が拾い、
母のところに来ました。

ペットショップにいくと、
悲しくなります。

動物にも命があるということ。
愛玩といいますが、
玩具だとは思ってほしくないです。

心から、愛を。

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