イボは自力で治すことができる?塗り薬は何が良い?うつらない対策は?

ウィルス・感染症

ibojirikinaou
小さい時は気にならなかった方も、大人になってなんだか大きくなった気がする。
もちろん、子供の時もコンプレックスにもなるイボという存在。
特に目立つ場所にあると気になってしょうがない。
取り除いたつもりが、気がついたらまた同じところに出来てしまったり。

イボの種類にもよりますが、治療することは可能だそうです。
自力で治せるなら、治したい。
イボが出来る原因や治療法をお伝えします。

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イボは自力で治すことができる?

イボができてしまった時は、
間違った対応はイボを悪化させる恐れもあるので、噂に左右されないように気をつけましょう

噂でよくあるのは、「 イボは切っても平気 」

いいえ、切ってはいけません。
自分のハサミで切るという方もいらっしゃるそうですが、絶対に止めましょう。

ウイルスが感染してできるものなので、イボがない部分の皮膚にとってとても危険。
逆にいぼの範囲を広げてしまう可能性も否めません。

ただ、爪やピンセットで取ってしまった方、
紐で切り取ってしまった方、
綺麗に治った例はあります。

ですが、おススメできることではありません。

もし、万が一取った場合は、患部は消毒液、マキロンなどでよく拭き、
清潔に保ちましょう。
自分の手もよく石鹸で洗う事が大事です。
ウイルス性の場合は、また他に移ってイボができてしまうかもしれないからです。

昔からおばあちゃんの知恵袋的に伝承されてきた方法があるようで、
絹糸で首の周りに出来る首イボの根元をくくり、
血が通わないようにさせ、
つまり、壊死させ、1週間ほどでポロッと落ちるという取り方のようです。
正直、危ないです。

病院に行ってドクターが切るという手術であれば、問題ありませんが、
自分では切らないようにしましょう。

切った跡が残ってしまい一生消えない場合もああります。
どうしても、切り取ってしまいたい方はドクターに相談しましょう。

日頃の飲み物を変えることでイボ治療ができること、ご存知ですか。
それは、「 はと麦茶 」

「 はと麦茶 」に含まれる「 ヨクイニン 」という成分が、イボの治療に適しているとのこと。
「 ヨクイニン 」は、肌にとって良いとされる成分がたくさん含まれており、
皮膚の表面の余った水分や老廃粒を取り除いてくれる効果があります。
「 はと麦茶 」には新陳代謝を良くする効果や肌を美しくする効果あり、
即効性はありませんが、毎日取り込むことで、体の内側からイボを治療することができるのです。
ただしウイルス性のイボには、あまり効果を期待できませんので、老人性イボが気になる方、
小さい時からイボがある、と気になる方にはおススメです。

イボの塗り薬は何が良い?

足、指、ふともも、首など身体のあらゆる部分に出来ます。

子供が出来やすいイボに比べ
老化性イボなど成人してから出来るイボは
自然治癒が難しいケースが多いです。

皮膚科で治療してもらうのが一番良いのですが
市販薬や軟膏で治る事もあるので紹介していきます。

イボコロリ 横山製薬

イボコロリに配合されている有効成分サリチル酸には
角質軟化溶解作用があり皮膚角質の腐食を起こし
手や足にできたイボを取り除きます。

イボ・タコ・魚の目などの患部に直接塗布します。
柔らかくなっていきますので痛みがない程度に
かさぶた(細胞)を取り除く作業を数日続けます。

動画がありますので試されたい方はご参考にどうぞ↓↓
尋常性疣贅をイボコロリで治療

・スピール膏 貼るタイプのものが良い方に。

患部の形に合わせて切って使え確実な治療が可能

 イソジンに配合されている有効成分ポビドンヨードには
優れた殺菌作用がある事から、水いぼのウイルスを退治し
水いぼが治ると考えられているようです。

口内炎にも効果があると言われている紫雲膏

(しうんこう)は大抵の薬局においてある軟膏で
華岡青洲が考案した歴史ある塗り薬です。
紫雲膏を塗ったら上から絆創膏で固定して下さい。

・薬を塗る時の注意

絆創膏タイプなら貼っておくだけでいいので
一日何度も塗れない忙しい方にはオススメ

塗るタイミングはイボが柔らかくなるお風呂上りがベスト

イボが軟化してかさぶた化してきたらピンセットなどを使って
イボの芯を取り除きましょう。
痛みがあるようなら無理に取り除かずにもう少し時間を置きましょう。

イボがいっぱい出来てしまっている時は一回で全部のイボに塗らず、
1,2箇所ずつの使用を。一度に大量のサリチル酸を皮膚に塗ると、
皮膚への負担が大きく肌荒れを起こしてしまう可能性があります。

イボがうつらないようにする対策は?

対策をとるためには、原因を知ることも大事。

イボには、さまざまな種類のものがあります。
もっともよく見られるのは、ウイルス感染によって発生するイボで、
こうしたタイプのイボのことを、
医学的には「 ウイルス性疣贅 」といいます。

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その大半が、「 ヒト乳頭腫ウイルス 」もしくは、
「 ヒトパピローマウイルス 」と呼ばれるウイルスの感染によってできる腫瘤。

「 ヒト乳頭腫ウイルルス 」には様々な種類があるので、
イボの出来る大きさや場所が異なるのです。

傷を負っていたりすると、
皮膚の一番底の部分である基底層という部分までウイルスが侵入。
イボをつくってしまうのです。

ウイルスに感染された基底層の細胞は、
細胞分裂を過剰に繰り返すことで他の細胞を押しのけ、
表皮の部分まで細胞分裂を繰り返し、イボとして現れるのです。

傷を負いやすい手足にイボがある場合、
様々なモノを触るためイボができやすいといえます。
特に幼少期は、傷を負っていても、
気にせず色々なモノを触るため、イボができやすい、ということなのです。

健康な状態で触るとうつる、ということはありません。
ですが、傷を負った手で他人のイボを触るとごく稀ですが、
うつることもありますので注意してください。

このウイルスは、人から人へと感染するウイルスなのです。

まず、「 感染者と接触しない 」こと。

ウイルス性疣贅を予防するためには、
発症している方やその方が触れたものに接触しないようにしましょう。
ウイルス性イボを発症している方の触れた物や浸かった水には、
ヒトパピローマウイルスが付着している可能性があるからです。

とはいえ、公共の場で、誰がウイルス性疣贅を発症しているかなんて分かりません。
ウイルスは目に見えないほど小さなものですし、
本来、私たちの体には、ウイルスを排除する免疫機能が備わっているので、
無闇に恐れる必要はありません。

ですが、家族や身近な方がウイルス性疣贅を発症している場合は、
その方と物を共有しないように心がけましょう。

そして、「 肌の保湿 」を心がけましょう。
肌の1番外側には、水分を抱えた細胞が何重にも積み重なってできた「 角質層 」があります。
さらに「 皮脂膜 」が肌表面をコーティングしていることで、
ウイルスなどの外的刺激が肌の中に侵入するのを防いでくれ、バリアの役割を果たしてくれています。

しかし、肌が乾燥すると、こうしたバリア機能が低下、
その上、肌が傷つきやすくなったりすることで、
そこから「 ヒトパピローマウイルス 」が侵入しやすくなります。
お風呂上りには、クリームを塗るなど、肌の保湿を心がけましょう。

「 ヒトパピローマウイルス 」は、小さな傷口から体の中に侵入します。
ですが、基本、免疫機能が正常に働いていれば感染することはないのです。

日頃から、
栄養バランスのとれた食事
質の良い睡眠
適度な運動
ストレスを溜めない生活を心がけ、
体の抵抗力を高めるようにしましょう。

まとめ

上記のほかにもイボの原因と言われています。

・老化
・紫外線
・肥満

「 老化 」 
子供のころは、そんなに大きくなかったけれど大人になるにつれ、
だんだんと大きく目立ってきた、という方。
まさに、老化なのです。
個人差はありますが、人は年がたつにつれてイボが出て来る方、いらっしゃいます。
それは「 老人性イボ 」

主に皮脂腺が多くある、首周りや顔、背中などにできやすいとされ、
黒い色の小さめなイボができるのが特徴。
皮膚の色と近いような場合もあります。

ウイルス性のイボとは違い人から人へとうつることはありませんので、ご安心ください。
老人性イボはできたとしても小さいので、
あまり気にならず放置している方が多いようです。

普段の生活で避けたいのが「 紫外線 」
「 紫外線 」は、首に小さいイボがポツポツできるイボ。
これは紫外線を浴びることで20代の人でも多く発生する老人性イボの一種。

「 アクロコルドン 」と言われているイボで、
紫外線を浴びることで表皮の部分でメラニン色素が分泌され、
底皮層まで届くのを防いでくれます。

メラニン色素は、ターンオーバー機能によって体外に排出されるのですが、
新陳代謝が悪かったり、多量の紫外線を浴びると全てを排出しきれず、
少しづつ貯まっていきシミになります。
これを老人性色素斑といい、これが膨らみイボとなるのです。

特に衣服で紫外線を防ぐことができない首周りにできやすく、
日差しの強い日に外出される際は日焼け止めを塗りましょう。

「 肥満体質 」の方は、イボができやすいらしいです。
というのは、普通の方と比べ、肥満体質の人は新陳代謝が良くないため、
メラニン色素が体内に貯まりやすいといえるでしょう。
さらに皮がたるんでいる方は、
皮同士の摩擦が増えてしまい、皮膚に負担がかかることが多いのも原因になります。

柔らかい皮にイボはできやすく、
肥満体質の人は脇周りなどの湿度が高くなりがちなので、
脇にイボができることが多いそうです。
さらに、偏食の方もにも多く、
血行不良を起こして老廃物を上手く排出できていないのも原因の一つと言えるでしょう。

原因を知ることで、イボを防ぐことができます。
ぜひ、対策をとりましょう。

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