虫垂炎の初期症状は?期間経過による症状の変化と治療法について

胃・腸

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昔は「盲腸」と言ったが今は「虫垂炎」と言う、と思っている人がいるかも知れません。
医学的には虫垂は盲腸にぶら下がっている一部のことを指します。

ただ、一般に「盲腸だ」と言う場合は「虫垂炎になった」という
ことだと受け止めて問題はないでしょう。直感的にそんなふうに言うようになったんでしょうね。

今回は虫垂炎の初期症状や期間経過による症状はどのように変化していくのかなど
気になることをまとめました。

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虫垂炎の初期症状は?

虫垂炎はほとんどの場合、急性虫垂炎を指します。慢性虫垂炎というのはかなり珍しいのだそうです。

虫垂炎の初期症状の最大特徴は“痛みが移動する”という事です。
時間経過後、右下腹部に痛みを感じるようになります。

痛み以外の症状としては、下痢・発熱・嘔吐・便秘などがあります。

虫垂炎の期間経過による症状の変化

痛みの流れを見てみましょう。

・まず、みぞおちやへその周りが痛くなります。
・徐々に痛みが下に移動します。
・右下腹部で激しい痛みが始まります。

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場所で言うと、
おへそと右側の腰椎を結んだ直線の中心よりややおへそ寄りです。
チクチクからズキンズキンな痛みに変わったら、虫垂炎のサイン
だと思って間違いないでしょう

痛みが移動してると感じたら病院へ行きましょう。

虫垂炎は簡単に完治できますが、それは病院で適切な処置が出来た場合のこと。
対処が遅れて長時間放置しておくと、腹膜炎から死に至る可能性もあります。

軽く考えるのは禁物。初期対応がものをいいます。

虫垂炎の治療方法は?

<手術>

最も確実な虫垂炎治療法です。昔は開腹手術でしたが、現在はお腹に小さな穴をいくつか開けて行う腹腔鏡下手術が増えて
います。腹腔鏡下手術は体への負担が少なく、回復も早いというメリットがあります。

<薬で治療>

抗生物質を投与して炎症を緩和させます。「痛みを散らす」って
いう表現をしますね。聞いたことがあるかも知れません。

まとめ

虫垂炎って盲腸のことだよ、みたいな曖昧な認識が全国的に広がるほど虫垂炎って知られています。
それほど虫垂炎にかかる人がたくさんいるということなんですね。

ところが、これほどかかる人が多いのに、何故に虫垂が炎症を
起こすのか、この原因は明らかになっていません。摩訶不思議は虫垂炎。。。

虫垂炎になりやすいのは10~30代の男女です。この世代がご家族
などにいる場合はご注意下さいね。

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