食欲ない時の食事はどうしたら良い？上手に栄養をとるには？

一般的に食べたい気持ちがあまりない場合は、「食欲低下」「食欲減退」「食欲不振」「食思不振」などと表現する場合があります。
一時的な疲れや気落ち等による場合は、あまり問題にはなりません。
しかし、数日以上続く場合は、身体に悪い影響だ出るかもしれませんので、少しずつでも栄養摂取できるように工夫したいですね。

今回は食欲がない場合の食事、栄養を摂るにはどうしたら良いかお伝えしていきます。

食欲がない時にとっておきたい栄養分は？

まずは、ビタミンとミネラルです。
サプリメントであれば、手軽に摂取できます。同じく栄養ドリンクや栄養ゼリーでも応急処置的に補給できます。

もう少し味覚を楽しんで補給するならシュークリームやプリンも良い選択です。
卵と牛乳をふんだんに使われているので、カロリーが高く、速やかに糖分、タンパク質、炭水化物、ビタミンを補うことができます。

めん、パン、くだもの等、糖質系の食べ物は食べやすいのですが、たんぱく質の補給が必要です。
そのためには、チーズ、牛乳、ヨーグルト、豆、豆腐が良いでしょう。

チーズであれば、料理と一緒に
焼く（パン、ハンバーグ、ホットドック、ピザ、肉、魚、野菜、卵）、かける（スープ、ソース、グラタン、野菜、マッシュポテト、パスタ）、混ぜる、加える（サラダ、パスタ、オムレツ、炒り卵、カレー）などの使い方ができます。

牛乳やヨーグルトであれば、料理の材料として使ったり、あえたりできます。（カレー、シチュー、グラタン、卵焼き、スープ、ホットケーキ、ヨーグルトサラダ、コーンフレーク、スープ、ココア、デザート）

豆や豆腐であれば、茶碗蒸し、あんこ、プリン、カレー、グラタン、ハンバーグ、煮物、炊き込みご飯などに使えます。

栄養の取れる食事内容で食べやすいものは？

食べやすさを決める要素は、形状と香りです。
柔らかいものは食べ（飲み）易いですし、香辛料は食欲をそそります。

そういった点で、栄養をとりやすいものは、餅やお萩、汁物、カレーライス、麺類、酢の物、くだもの、野菜ジュースです。

餅やお萩は、エネルギーになりやすく、案外消化も良いのです。ただ、食べやすい大きさにするなどの工夫が必要です。
みそ汁やスープ等の汁物は、手軽にたくさんの具材を取ることの相互作用が引き出され、栄養価が高まります。
唐辛子や酢は、食欲増進効果があります。
パイナップルは、胃もたれの解消や疲労回復に役立ち、セロリは、疲労回復や不眠症などにいいと言われています。