何もしてないのに体重が減るのは何かの病気?原因は?

mri

痩せたいのに痩せられない方には羨ましいことかもしれませんが、特に意識して生活や食事を変えた覚えがないのに体重が減るということがあります。
摂取するエネルギーに対して消費するエネルギーが多いというのが、体重減少の基本的な原理ですが、
もし、あなた、あるいはあなたのお知り合いの体重減少が顕著であれば、原因が病気である可能性もゼロではありませんので、一度冷静に見てみましょう。

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何もしていないのに(ダイエットもしていないのに)体重が減る原因は?

体重が減る原因として、最初に病気以外の原因を考えてみましょう。

基本的には、食事の量が減ったことが最も有力な原因です。
ダイエットなど食事の量を減らしていないという場合は、運動量が増えていないでしょうか?
スポーツやジムなどで運動するようになった以外にも通勤時間が長くなったとか、座り仕事より立ち仕事が増えたとか、階段を使う生活に変わったとか普段の生活の中でもエネルギーの消費量が増加する要因はありますね。

あるいは、たばこのせいで食欲が減少するという実験結果もあります。

それと、精神的なストレスが原因になり得ます。
ストレスは、交感神経を興奮状態にさせ、消化吸収を促進する副交感神経の働きを抑制します。
そのことにより食欲が弱くなり、結果、食事の量が減ったり、消化吸収力が低下したりするため体重が減少します。

体重が減る病気ってある?

次に体重減少を伴う主な病気の症例です。

神経性食欲不振症(拒食症) 
極度のカロリー制限、自ら嘔吐、下剤の乱用

糖尿病 
エネルギーのため脂肪や筋肉中のたんぱく質が分解されてしまう

バセドウ病(甲状腺機能亢進症) 
甲状腺ホルモンの異常で過剰な代謝でエネルギーが消費される

慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍 
胃痛や胃もたれ、吐き気、食欲不振など

潰瘍性大腸炎 
発熱や腹痛、長期間下痢

吸収不良症候群 
体に必要な栄養素と水を吸収できない

胃がん 
胃痛や胸やけ、嘔吐、吐血などにより食欲不振

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大腸がん 
便通障害や食欲不振

肺結核 
微熱、 食欲不振や倦怠感

うつ病 
食欲が減退、食事量低下

アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症) 
疲労感、食欲不振

HIV感染症(エイズ) 
風邪に似た症状で発熱や下痢、疲労感

肺化膿症 
悪臭のある血痰、発熱、胸の痛み、呼吸困難

肺気腫 
息切れ発熱

肺結核 
風邪に似た症状、血痰、呼吸困難

肺がん 
咳、血痰、声がれ、首のむくみなど

食道がん 
食べ物が飲み込みづらい、声がれ、酢やアルコール系が胸にしみる

直腸がん 
血便、粘血便、排尿障害や残便管、大便が鉛筆のように細い

肝硬変 
黄疸や腹水、むくみ、消化管の出血、意識障害

巨赤芽球性貧血 
倦怠感、動悸、息切れ、消化不良、舌の痛み

悪性リンパ腫 
首、脇の下、大腿部の付け根のリンパ節の腫れ、発熱、寝汗、倦怠感

高カルシウム血症 
便秘、お腹の痛み、吐き気、食欲低下、多尿等、錯乱状態や昏睡状態

アミロイドーシス 
むくみ、貧血、不整脈、手足のしびれや麻痺、食欲不振、排尿障害

甲状腺炎 
腺頸部の腫れと痛み、悪心や動悸、息切れ

強皮症 
指先の色の変化(青白→赤紫色、皮膚が硬化、突っ張り感、関節痛

皮膚節炎 
筋力低下の疲労感。まぶたや関節部分に紫紅色の皮疹

サルコイドーシス 
目がぼやけ赤みを帯びた斑点

萎縮性側索硬化症 
手指が動かしづらい、手足や咽喉、舌などの筋肉の痩せ

体重が減る病気には上記にあげたようなものがあります。
ご自身の体調の様子と照らしあわせて確認してみてください。

もし疑われる病気があれば、すぐに病院へ受診してくださいね。

体重が減るのはどうすれば治る?

食事量に対して運動量が多い場合は、再度バランスをお考えください。
それ以外の場合は、病気が疑われます。
速やかに専門の医療機関の受診をお勧めします。

まとめ

適正な体重を維持することは、健康な生活を送るうえで重要なことです。
医療機関の診察によって、病気が原因でないことがわかれば、まずは一安心ですね。

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