体が固い原因は?どんなデメリットがあるの?治す・柔らかくする方法。

関節

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身体の柔軟性には、個人差があります。

身体がとても柔らかい方がいらっしゃるということは、同じように、異常に硬いという方も存在します。

体が柔らかい、硬いというのは、ある程度のエクササイズの効果などもあります。
もちろん、ご自身が生まれ持った骨格というのも考えられますが、
子供の頃は柔らかかったという人でも、大人になるにつれて硬くなる場合もあります。

身体が硬い、ということで運動やストレッチを避けてしまうこともしばしば。
悩みとまではいかなくとも、硬いよりは柔らかい方が何かと便利なことがあるようです。

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体が固い原因は?体が固い人の特徴

「 身体が硬い 」のは、筋肉が硬いことや筋肉の柔軟性が低下している、と思われる方が多いと思います。

しかし、筋肉の問題だけではなく関節の可動域が狭くなっている方や骨盤が正常な位置ではないが為に、
身体が正常な動きが出来なくなっている方が多く、
人それぞれ身体が硬い状態=柔軟性が低下する、と言ってもおかしくないと思います。

柔軟性を表すのに、前屈で例えることが多いですが、腰椎と股関節が柔らかいと床に手を付けることができます。
腰椎や股関節が硬いと身体は前屈することができません。

ですが、カイロプラクティック院などで腰椎と股関節を調整された方が、調整後床に手が付く様になったり、
筋肉やスジだけが身体の硬さを決定する要因ではないことが一番わかりやすいかと思います。

前屈ができても、開脚して座った途端、腰が丸まり、骨盤が後傾になられる方もいらっしゃいます。
また、骨盤が後傾している方は足を伸ばして座るのも苦痛な場合が多く、
この骨盤が後傾している方が体が硬くなりやすい傾向だと言えるでしょう。

体が固いとどんなデメリットがある?

身体が硬くなる理由に「 歳をとったから仕方が無い 」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
歳だけの問題なのでしょうか。

日常生活においては身体が柔らかい人は、普段の動きがスムーズで身体に負担は掛かりにくいです。
硬いと身体を動かそうとしても日々身体に負担が掛かってしまいます。

また、本来の身体の動きでは無く変な動きの癖を付けてしまうと、
若い方は普段の歩き方が正常でない「 O脚 」や高齢者の方であれば「 ヒザや股関節が変形する 」など様々な症状となって現われます。

スポーツをされている方が身体が硬いというだけで、それは大きなマイナス要因と考えられます。

瞬発力を求めるスポーツでは、瞬間的に力を出す際、身体が硬いせいで力を溜める動作が遅れたりします。
また、適正な身体の重心の確保が難しいのでバランスが崩れたり、
着地の衝撃など身体が硬いと逃すことができず、直接受けます。。

足首が硬いことによる足首のねん挫や膝関節や股関節が硬いと太ももの肉離れなどもわかりやすい症例です。
腰椎の可動域減少の場合は、スポーツ性腰痛症やすべり症などになり、良い姿勢が保てないようです。

普段の姿勢についても同じ事が考えられます。
デスクワークなど長時間同じ姿勢でいたりすることで、
身体のある箇所が硬い事によりその周辺の筋肉は常に負担を掛けられ、
筋肉が委縮したりすることで、身体は捻じれてきたり傾いたりしてきます。

身体の捻じれや傾きを長期にわたり継続してきた結果、姿勢は歪みやすくなってしまいます。
自然と脚を組んでしまう方など、覚えがないでしょうか。
いつも組んでいる方と反対にしてみると、違和感を感じること。

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それが、まさにご自身のお身体の歪みや硬さがわかりやすい症例と言えます。

骨格の歪みに加え、筋肉が硬くこわばっている状態は、血流がよくないことがわかります。
血行不良になり、代謝そのものが低下。
血行不良や代謝低下は、肩こりや腰痛、むくみや冷え性になりやすく、太りやすくなります。

そうするとより、身体を動かす機会が減っていきます。

悪循環が引き起こされるのです。

体が固いのを治す、柔らかくする方法は?

私は無理をしないことをおススメします。

テレビを観ながら、くつろぎながら、いかがでしょうか。
あっという間だと思います。

ストレッチは誰にでもできるもので、運動神経は関係ありません。
他人と比較したり、競争するものではありません。
「 楽しもう 」「 痛気持ちい 」くらいの感じはどのような感じか、お身体とお話ししてみてください。

ただ、元アスリートなど、ガンガンやらないと気が済まない方は、お好きなように。
痛みが走らない程度を目安にしましょう。

ストレッチをトコトンやり、それをクリアしたら、レベルアップされる場合と
一通りメニューを消化し、苦手なところやもっと身体が欲しがっていることをを最後にもう1度、という場合。

ご自身がやりたいように行ってあげる方が続けられると思います。

適度なストレッチをご紹介します。

股関節と太もも、背中や腰を柔らかくしましょう
1.床に体育座りのように座り、膝を開いて足の裏を互いにつけます。
2.つま先を両手で持ち、呼吸を吐きながらゆっくりと体を前に倒します。
3.息を吸いながら、ゆっくりと体を起こしましょう。
ゆっくりと数回繰り返します。

決して勢いをつけないでください。
無理はせず、痛気持ちいいと感じるところまでで充分です。
体を倒すとき、頭を床にくっつけようしないこと。
効果が半減ます。
オヘソを床につける用にして、腰を伸ばしたまま前に倒れましょう。

慣れてきたら、片方の脚を横に開いてみたり、するとまたヒザ裏が伸びて気持ちいと思います。
いわゆる片開脚です。

< 胸や肩甲骨を開きましょう >

– 肩甲骨を開く –
1.背筋良く、両手を前に組み、輪のように前に出します。
2.吐きながらそのまま前に進み、お腹を覗き込むようにします。
3.吸う呼吸で背筋を戻します。

– 胸を開く –

1.両手をお尻の辺りで組みます。
2.吸いながら両手を下に引き下げます。
3.吐きながら元の位置に戻します。

立ったままでも、床に座ってもかまいません。
肩甲骨を開く方は背中を丸める姿勢のまま左右に揺れると、腰が伸びて気持ちいい方もいらっしゃいます。

ご参考になりますように。

まとめ

ピラティスやヨガを始められる際、
「 私、身体が硬いんです。 」とおっしゃられる方はとても多いです。

私も硬いです。
ですが、気づいたら前屈ができるようになりました。
前はヒザくらいしか届かなかったのです。

運動嫌いで毎日、ストレッチなんてやったことがありません。
今でもそれは変わりません。
無理したり、やりたくない時だってあります。

ただ、週1、2回ヨガとピラティスと他の運動をしていました。
1時間程度。
選んだエクササイズがよかったのだと思います。
そして、巡り合った師匠が素晴らしい方だったのだと思います。

本当に感謝、の言葉しか浮かびません。

みなさまもご無理なさらず、いいエクササイズに出会えること、願っています。

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