視界に黒い虫のようなもの、浮遊物がゆらゆら見える現象が起こったらそれは飛蚊症かもしれません。
飛蚊症って、なんだか治らないような病気にも思えてしまいます。
ちょっと恐い気もしますが、目薬やサプリ、また食事などでも治るものなのか?
今回は、飛蚊症の詳しい症状や改善法についてまとめています。
飛蚊症は治る?
目の前にチラチラと糸くずのような物体が見える現象を
飛蚊症といいます。読み方は(ひぶんしょう)です。
目のゴミではなく視線を動かすと一緒に移動し消えません。
見え方は点状だったり輪状だったり1個だったり数個だったり。
水玉、薄い雲、おたまじゃくし等様々な形状の例があります。
ピンとこない方は、突然飛蚊症を発症された方の
見え方例の動画をリンクしておきますのでご参考に
飛蚊症のシミュレーション
飛蚊症の原因は水晶体の後方にある硝子体の濁りです。
多くのケースは無害なのですが視界にゆらゆらと浮遊物があると
ノイローゼになりそうな場合もありますよね?
早く消したい気持ちになると思います。
一番良いのは眼科医の診察をうけ、精密検査を受ける事です。
レーザー治療で軽減する方法もあります。
ただごく軽い症状なら治療の必要がない生理的なもので、
多くの飛蚊症はこれに当たります。
「老化やストレスなどによるものです」という結果で
特別な治療法はないようです。
徐々に気にはならなくするか慣れるしかなく
浮遊物を消す方法は基本的にありません。
まずは飛蚊症の原因がこの生理的なものか眼病なのか
見極める事です。
生理的なもの、老化によるものが原因なのは後部硝子体剥離で
40才代以上になったらかかる確率が高まります。
近眼の人や女性の方に特に例が多いようです。
後部硝子体剥離に伴って網膜裂孔を発症している場合や
若い10代、20代といった年齢でも飛蚊症を発症する
若年性・原因不明の飛蚊症の場合は生理的飛蚊症でなく
眼病なので眼科で眼底検査を受けた方が良いでしょう。
網膜が引っ張られてるような感覚がある場合は可能性大。
網膜裂孔や網膜剥離ならば手術も必要です。
飛蚊症の原因は活性酸素である事が多く紫外線により
多く発生してしまいます。
直接治る方法はないとしても外出時に紫外線から目を守るため
サングラスをつけたりテレビやパソコン画面の利用時間を
減らしたりする事で予防は可能です。
飛蚊症の改善法(目薬について)
今のところ、目薬(点眼薬)で飛蚊症は治るという認識は
ないようです。
飛蚊症の原因は硝子体の濁りなので目薬では行き届かない部分です。
濃度の高い目薬があれば可能ですが目のまわりが損傷してしまいます。
飛蚊症の改善法(サプリについて)
サプリメントを摂取する事で飛蚊症が治ると断言は出来ませんが
改善したという例は多数あります。
ルテインの不足は飛蚊症に関係するとの事なので
目に良いとされるブリーベリーとルテインのサプリが良いと思います。
飛蚊症の改善法(食事について)
飛蚊症の原因である活性酸素を発生させないような食生活を意識すれば
飛蚊症の予防、改善する事が出来るのではないでしょうか
老化を防止するアンチエイジングを意識した新陳代謝を高める
バランスの良い食生活を心がけ、必要な栄養素の摂取、
特に抗酸化食品を多く食べると良いです。
まぐろの目玉はコラーゲンが多く含みますがゲル状のところは
コンドロイチンという成分があり人間でいう硝子体の部分にあたります。
この成分を、食品やサプリメントで補給する事も飛蚊症に効果がありそうです。
穴子、うなぎ、ふかひれ、鶏手羽先、魚煮こごりなどに含まれています。
まとめ
飛蚊症は睡眠不足や目の使いすぎ、偏った食生活など
生活習慣にも影響されるようですので
長期的に目の健康に気を配り発症予防したいですね。
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