鼻水が緑で臭いし粘りもある。これは何？。どうしたら治る（止まる）？

サラサラとした無色透明な鼻水とは違い粘りのある緑色の鼻水、
これって色を見ただけでも、何か危険な感じがしますよね。

しかもニオイがあるときたら、早く治す必要がありそうです。

果たして緑色のネバネバした臭い鼻水の正体は何なのか？
この正体についてと、この鼻水をどうしたら治るのかなどをまとめてみました。

鼻水が緑色になる原因は？

さらさらとした透明な鼻水だったのが
ネバネバしていてゴムみたいな堅い粘りっこい形状、
黄色・緑色の鼻水が出てきたらビックリしますよね？

このような現象が起こったらそれは急性副鼻腔炎（蓄膿症）
かもしれません。なぜ鼻水が緑色になるのでしょうか？

鼻の奥の空洞に鼻水が溜まり、細菌が繁殖すると
粘り気の強い鼻水に変化していきます。

菌と白血球の死骸が鼻水となって出てくるから変色する、
細菌と戦った白血球の死骸が鼻水が緑色になる原因なのです。

ネバネバ緑色の鼻水の正体はばい菌の死骸などを多く含み
体もそういう汚い物を必死に体外に排出しようとします。

細菌に勝てば鼻水も自然に消えてしまいますが
細菌の力が勝っていると急性副鼻腔炎などを発症するのです。

緑色のどろっとした鼻水が出た場合は慢性副鼻腔炎の疑いもあります
鼻水の色は今の状態の判断材料でもあるのです。

鼻水は、たんぱく質を多く含むので細菌の増加を促します。
白血球の一部や死滅したウィルスなどの細菌が増加し
溜まると膿となり独特の臭い・悪臭を発するのです。

臭いがあるのは蓄膿症・急性副鼻空炎のサインなので
耳鼻咽喉科で診て貰うのが良いです。
普通の風邪とは違うという判断材料にもなります。

鼻の中で菌が戦い死んだ膿が副鼻空に溜まってる状態
なのですから臭いのは当然の現象かもしれませんね。
膿栓の原因、喉の奥から出てくる臭い玉(くさい玉)と
似ているのではないでしょうか。

ウイルス・ハウスダストなどの菌による感染が原因で
体の外側に出そうとして鼻水として流れるのは
普通さらさらとした無色透明な状態です。

風邪を引いていない何もない状態の時も同様です。
それが細菌感染等で透明から白色→黄色→緑色に
変化していきます。逆に緑から透明に変わるのは
やっと治ってきたというサインです。

副鼻空炎かどうかの判断は耳鼻科でレントゲンを撮れば
膿が溜まっている部分が白く表れる事で確認出来ます。

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鼻水を止めるには受診し抗生剤の投与を受けるのが確実です。
それも早い段階での治療が必要です。

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重症化した後では
抗生物質・抗菌剤などを服用するだけでは治らず
手術が必要な場合も生じます。

お笑いタレントの松嶋尚美さんが蓄膿症で緊急入院された事が
ありましたね。多忙でも放置して重症になる前に早めの治療を。

ウイルスを外に追い出す為の防御反応として鼻水は出ます。
その際すするのではなく、必ずかんで出すようにして下さい。
特に子供の鼻すすりは癖になってる事が多いので
早めに治しましょう。すすっていると鼻水は中々止まりません。

市販のお薬ではこちらがオススメです

・鼻炎、鼻づまり、蓄膿症に！！「小青竜湯」

・葛根湯加川キュウ辛夷エキス錠 180錠『第2類医薬品』

鼻洗浄の器具薬液はドラッグストアで手に入るので
自分で洗浄・鼻うがいをする習慣をつける事も可能です。

体温を上げ、免疫力を高める事が大事。
鼻水も自律神経でコントロールされているので
自律神経の調子が崩れないようにしてくださいね。

日頃の手洗いやうがいによってもアレルゲンやウイルスの
体内への侵入を予防出来ます。まずは予防から気をつけたいですね！