痛風は足の親指の付け根が痛くなることで有名ですが、
この痛みが足の親指の付け根だけでなく、足首に激痛が走ることがあるのでしょうか。
足首に骨折したような激痛があるけど、転んだ記憶もない、ひねった記憶もない。
そんな場合は、「もしや痛風?」ということが頭をよぎりますよね。
本当に痛風は足首でも痛みが出るのでしょうか?
また、今回は自分で用意できる鎮痛剤のロキソニンの効果のほどや、急な発作の対処法などをまとめました。
痛風で足首の痛みも出るの?
痛風というと足の親指の付け根が7割という確率。しかし足首の痛みが痛風という
場合があるのでしょうか。稀ですが、「ある」というのが回答です。捻挫が原因と
なって痛風が発生する場合があります。
高尿酸血症を元々、医師から指摘されていた場合、体内に尿酸が蓄積し、結晶化し
関節やその周辺にたまっていきます。捻挫などの外部からの刺激があると、尿酸が
剥がれ落ちて痛風が発症することがあります。
痛風は動きがあって痛いというものではなく、いきなりの激痛で、何が原因かどうか
わからないという状況です。いきなり足首が激痛に襲われたなら痛風を疑った方が
よいかもしれません。しかし自己判断ではなく、医師の判断を仰ぎましょう。
痛風にロキソニンは効果あり?
やはり結論からですが「効果があります」。では、なぜ効果があるのでしょうか?
体内で炎症が起きる部分を阻害してくれるので、効果を発揮するというのが答えです。
ロキソニンを飲むと血管が収縮して、血の流れが悪くなります。え?と思うかもしれ
ませんが、これが痛風に効くのです。痛風は剥がれ落ちた尿酸を白血球が攻撃することで
激痛が走ります。この白血球を来させない、血流の流れを悪くすることで痛みがなくなる
というわけです。
こんな流れで効果を発揮するわけです。血管が収縮するわけですから、いくら痛風を
抑えるためでも体にとっては良くないですよね。長期服用は避けましょう。
痛風の発作を止めるには?
まずは冷たいタオルで患部を冷やし、患部を心臓よりも高い位置にして安静にします。
絶対にマッサージはしてはいけません。逆効果になるので覚えておきましょう。
すでに病院での治療を受けている時は「コルヒチン」という痛風発作緩解薬を1錠
飲んでおくと予防できます。発作を経験した人は痛みが来る前ピリピリ感がわかるよう
になります。すぐに飲むと発作を予防できますよ。
まとめ
今回、痛風は足首も痛くなることがあるのか、ロキソニンの効果、発作の対処法
などを調査してまとめました。
痛みの原因や構造などを理解しておくと対処の助けになりますね。特に痛風は
緩和できる自分のイメージで対処すると逆効果になってしまうことが多いので
よく医師の指示を仰いで対処しましょう。