かかとのガサガサひび割れの治し方。おすすめのお手入れ方法。

皮膚・顔

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かかとのケアって、案外見すごしがちです。

かかとがガサガサしているなぁ と思っていても、特に対処もせず、そのままに放置していて
どんどんひどくなってしまうこともありますよね。

でも、やっぱり、普段は靴下を履いたりしていて人から見えないところなので、そこまで気を使うほどでもなかったり。

でも気づいたときはひびが割れてひどくなり手におえなくなっていたという経験をされた方は、少なくないでしょう。
今からでも遅くないケアの仕方をご紹介します。

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かかとのガサガサになる原因は?

かかとは、なぜガサガサになるのでしょうか
原因を知るために4つのキーワードがあります。

そのキーワードとは、角質、刺激、乾燥、水虫です。

皮膚の一番外側の層が、角質層です。
かかとは、人間の身体を支えるため常に刺激を受けています。そのため角質層が身体中で一番厚くなっています。

身体の内側から新しい細胞が次々に生まれることが新陳代謝で、古くなった細胞がだんだん外側に押し上げられて角質層になります。
加齢などにより新陳代謝が衰えると、角質層は古い角質が蓄積され厚くなります。
普段の生活において、厚くなった角質から水分が奪われて乾燥すると、白くなったり、ひびが割れたりします。
つまり、角質が厚いことと乾燥が原因と言えます。

一方、白癬菌による水虫、正式には「角質増殖型白癬」といいます。
かゆみは少ない、またはほとんどないため、乾燥による肌荒れや加齢による皮膚の硬化と間違えることが非常に多いです。
また、水虫が完治しないまま長年持ち越して慢性化する方が多いです。

かかとのお手入れ方法(クリーム、薬など)

ガサガサの原因が乾燥や硬化であれば、角質除去クリームなどで古い角質を除去し、保湿成分の高いクリームや尿素の配合された保湿クリームでケアすることが有効です。

なお、古い角質を除去する際は、一般的な軽石やかかと用のやすりなどでも構いません。
一回で深く削ると痛くて歩けないこともあり得ます。毎日少しずつ削って肌へ負担を大きいしないことも必要です。

ただし、やさしく擦って擦りっぱなしにしない、また軽石などは日干しして本人以外は使わないように注意してください。

私は、このやすりとクリームのダブル使いをしています。

やすりは粗い面と細かい面の両面があり、粗い面で最初にザラザラしている箇所を削り
細かい面でツルツルにしていきます。

その後、クリームで保護すると、滑らかになっていきます。

水虫が原因の場合は、皮膚科できちんと診察を受け、処方された抗真菌薬を使用しなければなりません。
基本的には、完治するまで数か月かかりますので、心して治療してください。

かかとのお手入れ方法(クリーム、薬以外の方法)

クリームや薬以外のケア(治療)方法です。

乾燥や硬化が原因の場合は、馬油や椿オイルが有効です。
ただ、どちらもべたつきますので、塗った後は靴下をはいた方が良いでしょう。サランラップを巻いて靴下をはくのも良いのですが、様子を見ながらお使いください。
また、かかとケア専用の靴下もありますね。かかと部分に保湿の成分がついているものです。

あるいは発想を変えて、アロマ系マッサージ店でかかとケアをお願いするというのも一考です。
リラックスしてかかともきれいになって一石二鳥です。

まとめ

乾燥によるガサガサは、他人はもちろんのこと家族にも迷惑をかけることはほぼありません。
しかし、角質増殖型白癬の場合は、意図しなくても白癬菌をばらまいて他の人に感染してしまうことがあります。
怪しいなと思ったら、ぜひ一度は皮膚科で受診してください。

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