急な高熱と水疱性の発疹が特徴の手足口病。
特に保育園のお子さんに多く見られる感染症です。
夏のプール授業が多い時期に大流行する感染症の病気ですが、
もしかかってしまった場合、どれだけの期間休まなくてはならないのでしょうか。
また流行していると聞いた場合に気をつけなければいけない感染経路とは?
そこで今回はこの手足口病の感染経路やその対策についてまとめてみました。
手足口病なら保育園は何日休む?(出席停止期間)
これは保育園側と医師側の見解には少し相違があるようです。基本的には医師の
許可が得られれば大丈夫のようですが、保育園側としては発疹などが目立つと
自宅で安静にしていて欲しいとの思いがあるようです。
医師側としては発疹はあまり関係ないようですね。要は熱などの症状があるか
どうかが問題のようです。体験談を見てみますと手足口病と診断されてからは
1週間ほど休まれたという方もいます。
保育園側の考えも無視できないので、双方の意見を尊重しつつ、結論を出される
といいかと思います。なかなか難しいですね。
手足口病の感染期間は?
感染期間ですが、トータルで25日ほどです。約1ヶ月近いのでかなり長いですね。
この内訳ですが、潜伏期間が3~5日、発疹が消えても3週間はウイルスが残るそう。
発疹や水疱などは7日ほどで消えてしまうみたいですが、ウイルスの感染期間となると
長いので安心せずに注意を払う必要があるようですね。
手足口病の感染経路は?感染対策はどうする?
くしゃみや咳で飛散して感染する経路が一つ。これは風邪と一緒なのでマスクをする
などで対策するしかありません。さらに物理的な接触で感染する経路があるので、よく
手を洗うことを徹底するしかありませんね。
後は排泄物のウイルスが他の人の口に入ることで感染する経路です。これもよく手を
洗うことでしか徹底できません。おむつ交換も経路になるので注意が必要ですね。
通常は5歳以下の幼児に多いのでこれらの対処は教えてもなかなか徹底できません。
故に、感染するのはある程度仕方ないという自然な考えの方が、ストレスはたまらない
と思いますが・・・。
まとめ
手足口病の感染経路や期間、対策についてまとめてみました。
◎期間はすべて含めて1ヶ月程度
◎感染経路は飛散経路、接触経路、排泄物の経路です。
◎対策はよく手を洗うこと。
最後に手足口病で注意すべきなのは脱水症状です。痛みのために食事をとらなく
なったり、飲まなくなったりします。イオン飲料水などを飲ませて、夏場ですから
涼しい部屋で休めるようにしてあげてくださいね。
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