痰に血が混じる原因は?単なる風邪?何かの病気?

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風邪(かぜ)を引いた時などに痰(たん)は出ますが、
時に血が混じっていたりすると少し心配になります。

血の混じった痰を血痰(けったん)と言いますが、
通常は、咳のしすぎで咽喉(のど)の粘膜(ねんまく)に傷(きず)がついていたりして、
出血して痰に血が混じる場合がほとんどです。

ただ、ほっておくと手遅れになる病気の可能性もあります。
「いつもの血痰」と放っておかないで下さいね。

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痰に血が混じる原因は?(考えられる原因いくつか)

 痰に血が混じる原因で、一番多いのは、風邪や気管支炎、気管支拡張症などで、
気管支で出血して痰に血液が混じるものです。

痰に血が混じる原因の8~9割は、このような病気が原因になっていると言われていて、
もとの病気が治れば、痰に血が混じるのも治りますので、
それほど心配する必要はありません。

ただ、血痰が重大な病気の徴候である場合があります。
重大な病気として、まず肺結核(はいけっかく)があげられます。

結核(けっかく)とは、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)により引き起こされる
感染症の一種で、古くは、労咳(癆痎(ろうがい))と呼ばれていました。
ほとんどが肺で起こりますので、肺結核のことを単に結核と呼ぶこともあります。

かつては、感染すると不治の病、死へ至る病として、
小説などの題材になったりしていましたが、
現在は、抗生物質の出現で治る病気となってきました。

ただ、結核は決して過去の病気ではなく、
現在も国内で2万人以上が発症しています。

また、中途半端な治療を行うと、抗生物質の効かない結核菌になってしまい、
治療ができなくなるおそれもあります。

血痰の原因で心配な病気の二つ目として、肺がんが上げあれます。
肺がんは、症状が出にくく、気付いた時にはかなり進行している場合が多いのですが、
長びく咳と血痰で受診してみたら、肺がんが見つかるということもあるようです。

痰に血が混じる病気の中で心配なもののうち、女性特有のものとして
「肺子宮内膜症(はいしきゅうないまくしょう」という病気があります。

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肺子宮内膜症は、子宮内膜症の一種で、
正しくは、「異所性内膜症」や「特異部位子宮内膜症」と呼ばれます。
子宮内膜症の一種で、月経周期と連動して血痰や喀血がみられるのが特徴です。

動脈瘤(どうみゃくりゅう)が、痰に血が混じる原因となっている場合もあります。
大動脈瘤の多くは破裂するまでは、通常無症状ですが、
周囲の組織を圧迫して、痰に血が混ざることがあります。
この場合、咳や胸痛、背中の痛みなども一緒に出ることが多いようです。

この他、鼻血が原因で、痰に血が混じることもあります。

花粉症や鼻炎持ちの人などは、鼻の粘膜を傷付けやすく、
鼻と口はつながっているので、鼻血として認識できなくても、
口の方に血液が流れ込み、痰に血が混じることがあります。

痰に血の固まり、ゼリー状みたい病院に行く場合は何科に行けば良い?

痰に血の固まりがあった場合には、
まずは近所の耳鼻咽喉科(じびいんこうか)へ行くのがオススメです。

一般に耳鼻科(じびか)と言われることが多いですが、
大抵は咽喉(いんこう)すなわち、「のど」も一緒に見てくれる所がほとんどです。

近くに耳鼻咽喉科が無ければとりあえずは、内科でも良いかもしれません。

耳鼻咽喉科や内科で見てもらって、原因がわからない時は、
総合病院などを紹介してもらいましょう。

大きな総合病院に最初から行くという手も一つの方法かもしれませんが、
その場合、診察料金が上乗せされてしまいますので、
まずは近所の診療所(クリニック)に行くのをおすすめ致します。

ほっといても治る?薬を飲まないと治らない?

 先に書いたように、痰に血液が混じるのは、多くの場合、
風邪などの一時的な病気が原因となっていますので、
その病気が治れば自然と治ります。

風邪なら、薬を飲まないと治らないということはありませんので、
痰に血が混じるのも、ほっといても治ることがほとんどです。
ちなみに、風邪は薬を飲まない方が、
薬を飲んだ場合よりも回復が早いというデータもあります。

ただ、先に書きましたように、重大な病気が隠れている場合がありますので、
なかなか治らない場合や心配な時などは、一度病院へ行って、検査をしてもらいましょう。

まとめ

痰に血が混じるのは、だれでも経験することで、心配になってしまいますが、
通常はすぐに治ります。

ただ、中には、癌(がん)や動脈瘤など、
重大な病気が原因となっている場合もありますので、
しばらくしても治らない場合は、
必ず病院などへ行って、検査しましょう。

検査して、何も無ければ安心できます。

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