口角炎とは口角つまり唇の両端に炎症を生じ、
亀裂や腫れ、痂皮ができる皮膚疾患で、
うずくような痛みを伴い、特に口を開けると痛いもののことを指します。
これって、なってしまうと、すごく痛いんですよね
でも、どうやったら治るのか?詳しい知識がない場合、覚えておいた方が良いでしょう。
この口角炎の治し方、効く食べ物や薬についてお話していきます。
口角炎の原因
口角炎は、真菌、主にカンディダと呼ばれる真菌類が
皮膚を刺激しているということから
カンジダ性口唇炎とも呼ばれています。
カンジダは不完全菌に属する酵母の代表的なものであり、
もともと口腔内やその他の体表に存在している菌=常在菌で、
健康な人体は免疫により過度の増殖を防いでいるのですが、
体調の悪化などで免疫力が落ちると
繁殖して日和見感染を起こすことがあります。
常在菌、つまり普段から私たちの体の表面にいる菌が、
体調不良などで免疫力が落ちた時に繁殖して口角炎を引き起こします。
口角炎は、
微量栄養素のビタミン不足、
→ビタミンA、B2、B5、B6、B12で
起こりやすいとされていて、
特にビタミンB2不足で主原因とのこと。
細菌感染が原因で、
胃腸の働きが悪いときにも出ます。
口角炎に効く食べ物
ビタミンB2が不足ということは、
ビタミンB2が多く含まれている食材を食べるようにしましょう。
ビタミンB2が豊富な食べ物
海藻、青魚、鰻、ししゃも、ブロッコリー、
ほうれん草、卵、納豆など
ビタミンB6が豊富な食べ物
レバー、鶏のささみ、マグロ、カツオ、
じゃが芋、キャベツ、バナナなど
卵や納豆、
ブロッコリーやジャガイモなどは
日常から摂取しやすいものだと思います。
そして、砂糖が入ってるものはガマン!
砂糖はミネラル・ビタミンを
消費してしまうので控えましょう。
口角炎に効く薬
こちらに口角炎に効く薬をあげますね。
メンソレータムメディカルリップ(ロート製薬)
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新デスパ コーワ(興和株式会社)
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ユースキン メディリップ(ユースキン製薬株式会社)
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大正口内軟膏 レビオ (大正製薬)
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モアリップ(資生堂薬品)
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口腔用ケナログ(ブリストル製薬)
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やはり塗り薬が多いですね。
また、サプリメントやビタミン剤も
不足しているものを補う点でおススメです。
ご自身に合ったもの、
見つけてくださいね。
口角炎を薬以外で治す方法は?
どうしても病院に行きたくない、
お薬にも頼りたくない、という方に
おススメの方法があります。
1.清潔に保ちましょう。
石鹸でお口周りを洗います。2.口角炎になっているところをしっかり乾かします。
水気をしっかりとりましょう。3.オイルを塗ります。
かなりシンプルです。
私はこれで治していました。
オイルはオリーブオイルでも、白色ワセリン使用でも大丈夫です。
基本、ピュアな油をつけて、
肌の乾燥や黴菌の付着を防ぐというのが目的になります。
また、ゴシゴシ塗りこまないようにお願いします。
お肌傷つけても困りますので。
こんなシンプルで治るの?と思われた方は、
お医者がおススメの方法をいかがでしょうか?
1ステップ増えるだけです。
ワセリン塗る前に
抗真菌剤を塗布。
そして、その後、
口周囲にたっぷりワセリンを塗る
心配な場合は、この1ステップ増やしてみてくださいね。
口角炎で病院に行く時は、何科に行けばいいの?
内科、皮膚科、歯科に関連する病気だそうですが。
私の場合は皮膚科に行きました。
かかりつけのお医者がいらっしゃるなら、
ご相談しましょう。
まとめ
口内炎や口角炎は、
食生活や生活の乱れから出やすい病気です。
私は学生時代に良く出ていました。
今になって思えば、あの頃は食事も栄養が偏っていたし、
野菜なんかは全然食べていませんでした。
野菜や納豆などを大人になって食べるようになってから、
口内炎、口角炎が出なくなったような気がします。びっくりです。
食べるものは本当に大事ですね。
治す期間だけでなく、普段からも食事には気を配りたいですね。
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