膝を曲げるとポキッと音が鳴ることがありませんか?
これがひどくなってくると、おもいっきり屈伸した時だけでなく、軽く歩いただけでも、ポキポキと音がしてしまいます。
痛くないにしても、あまり頻繁に鳴るとどこかが悪いのでは?と考えてしまいますよね。
そのまま放置していても大丈夫なのか、それともこのままだと悪化してしまうのか・・・。
今回は膝を曲げるとポキポキ音がする原因は何なのか、痛くない場合でも
危険ではないのか、また治療方法などについてお話していきます。。
膝を曲げると音がポキポキするのは何?
痛みがある場合は以下の症状である場合があります。
◎膝蓋軟骨軟化症
膝蓋骨という膝の皿の軟骨が大腿骨とこすれて炎症を起こしてしまうもの。
膝を酷使したり、体のゆがみによってなる場合があります。
◎タナ障害
胎児の時に関節には膜ヒダができますが、普通は後に退化するこのヒダが
残ってしまうことがあります。これは形状からタナと呼ばれますが、これが
炎症を起こしてしまうことがあります。これがタナ障害と言います。
◎変形性膝関節症
膝関節の骨がすり減って変形することです。膝を動かし始める時に痛みが
出ます。きしむような音がするのが特徴です。加齢や膝に負担をかけてきた
人がなりやすく中高年に集中します。
膝を曲げると音がポキポキするけど痛くない。でもこれは危険?
簡単に言いますと、関節のゆるみです。関節の接合部には関節包で覆われていて
曲げると内部にある関節液に圧力がかかるのです。関節がゆるんでいますと、この
関節液に含まれる空気が気泡となりつぶれて消える場合に音がなります。
気泡は一度はじけると、またすぐに気泡ができるわけではないので、しばらくは
鳴らなくなります。関節のゆるみは運動不足や加齢によるものが多いので、この
場合は痛みがなく心配はありません。
膝を曲げると音がポキポキするのを治す方法は?
◎サプリメント
関節部分はコラーゲンで出来ています。コラーゲンはクッションの役割を
果たします。加齢や運動不足、食生活などでそれが減っていきます。
コラーゲン2型が配合されたサプリメントは関節軟骨と同じ成分で出来て
いますのですり減った部分の補正に期待できます。
◎筋肉を鍛える
膝痛を軽減するために膝関節周りの筋肉を鍛える必要があります。負担を
かけないように太ももの筋肉を特に鍛えることができるでしょう。ただ
痛みや炎症が起きている場合はストレッチや運動は控えてください。
まとめ
今回は膝を曲げるとポキポキ音がする原因と対策をまとめてみました。
膝などは後から衰えていくので、今のうちに鍛えることが大事なようですね。
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