低気圧がくると頭がズキズキ痛む、とか、片頭痛がひどくて、吐き気がする、など。
時折、他の方から聞く体調不良。
症状がヒドイ方は、頭が痛くて、仕事や家事が全然手に付かない、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
突然、ズキズキと痛くなる片頭痛。
ですが、一般的に睡眠不足や疲れ、肩こりがあるる人に片頭痛が起きやすくなるといわれています。
低気圧や台風などの天候による気圧や気温の変化のある時にも片頭痛は起こりやすくなるようなのです。
原因やお薬を飲まないでも、どうにかやり過ごす方法をご紹介します。
片頭痛の原因は?
そもそも片頭痛とは、普通の頭痛とは違って血管が脈打つように痛む頭痛。
一般に『 頭痛持ちの頭痛 』と呼ばれ、片頭痛には、次の特徴があります。
・脈拍に一致したズキンズキンという痛み
・頭の片方、こめかみから目の辺りの痛み
・数日から数週間の間隔
・1回の頭痛が2~3時間、長い時は1日中
片頭痛はひどくなると吐き気や嘔吐を伴うこともあるのです。
片頭痛が起きる数十分から数時間前に、目のチカチカ、首すじの張り、生あくびなどの頭痛の前兆がある人もいらっしゃるようで、なぜ、低気圧で片頭痛が起きるのでしょうか。
低気圧や台風の接近など、天候の変化によって片頭痛が起きることは以前からよく知られています。
しかし、なぜ低気圧によって頭痛が起きるのかという原因は特定されていなません。
考えられるのは、「 気圧の変化 」が原因。
1説によると、低気圧による「 気圧の変化 」が頭痛の原因になるという考え方があります。
低気圧による大気圧の低下は、血管が膨張して頭の神経を圧迫してしまい、頭痛が起きるという考え方。
刺激を受けた脳の神経は血管を広げる物質を放出。
血管の周りには炎症が起こってきます。
そうなると、さらに血管が広がり、ますます周りの神経が刺激され、この刺激が大脳に伝わって起こる痛みが頭痛、ということのようです。
また、「 自律神経 」が原因。
低気圧で気圧が下がると、「 自律神経のバランス 」が乱れることもあり、そうなると頭痛になるとする説もあります。
低気圧になると頭痛以外にも、だるくなったり、眠けや意欲がでなかったりされる方、いらっしゃいませんか。
耳の奥にある内耳という器官が気圧の低下をキャッチして「 副交感神経 」という休息モードの神経を優位にするのです。
自律神経のバランスが崩れて、副交感神経が過剰に優位になると、血管が大きく拡張して片頭痛が起きる、という考え方もあるのです。
日常、ストレス過多で交感神経を過剰に働かせている方が、休日にリラックスしたことで強く副交感神経が働くことで起きる片頭痛。
まさにストレスからの開放できるのも同じ理由なのです。
他にも
・寝不足
・寝過ぎ
・生理
・人混み
・眩しい光
・特定の食べ物
などの、原因が考えられています。
最近では、UVカットの眼鏡もあります。
目の刺激を軽減することで、片頭痛対策にもなります。
食べ物では、
・赤ワイン
・チョコレート
・熟成されたチーズ
・柑橘系
・ナッツ類
・カフェイン類
これらの食べ物を過剰に摂取すると、頭痛を起こす引き金になるのです。
ほどほど、が大事なのです。
食べ合わせでも、気を付けたいのが、「 赤ワイン 」と「 チーズ 」
赤ワインはお酒ですのでアルコール自体に血管拡張作用があり、頭痛を引き起こしやすいのは、ご存知の方、多いと思います。
そこに、チーズに含まれる「 チラミン 」という成分が血圧上昇させるのです。
それが、お酒を飲んだ次の日に、頭が痛い、ということにつながっているようです。
ちなみに、片頭痛の場合は体を温めるのはよくありません。
ですが、肩こりや眼精疲労から起こる頭痛の場合は身体を温めるとより痛みを感じてしまうこともあるのです。
ご自身がどのようなな片頭痛のタイプが理解することも大事です。
片頭痛を改善する食べ物飲み物
片頭痛を改善するには、どのような物をとったらいいのでしょうか。
片頭痛対策としても有名なのは、
「 コーヒーを飲む 」
軽い片頭痛なら、頭痛が始まった時にコーヒーなどカフェインを含んだものを飲むと症状が軽くなる、ということ聞いたことがあります。
コーヒーに含まれるカフェインには、血管収縮作用があるので拡張した血管を抑える効果あるのです。
ですから、コーヒーが苦手な方であれば、緑茶や紅茶などカフェインを含む飲み物なら偏頭痛解消の効果を期待することができます。
どうやら普段からコーヒーなどをよく飲む人が急に飲まなくなると頭痛が起きるということもあります。
カフェインが頭痛に悪いのではなく、その付き合い方が頭痛に大きく影響するのです。
例えば、普段コーヒーを飲まない人が急に飲みだすと頭痛になる、という方もいらっしゃいます。
そして、当然、カフェイン類の飲み過ぎも頭痛の原因となるのです。
他に、片頭痛対策としておススメな食べものは、
「 マグネシウムが多い食べ物 」
それは、 大豆、いわし、しらす、あさり、わかめ、こんぶ、アーモンド、など。
それ以外にも、「 ビタミンB2が多い食べ物 」もおススメです。
レバー、うなぎ、納豆、牛乳、玉子など。
片頭痛持ちの方の3割がマグネシウム不足という調査結果もあり、マグネシウムやビタミンB2を一定量摂っていると片頭痛予防になる、という結果も出ているそうです。
日常生活の改善が、一番の対策となります。
片頭痛を薬以外で治す方法(食べ物飲み物以外)
偏頭痛は、光や音に過敏になると言われています。
日本は、日中だけなく、駅や街中のネオン、街灯など、まぶしい光が目をより刺激します。
視神経への刺激は、片頭痛を起こすこともあり、肩こりなども起こします。
偏頭痛が起こった時に明るい部屋や太陽の光の降り注ぐ屋外にいると頭痛が悪化することも多いです。
まぶしい街中から、目を休めることができる、静かで暗い部屋に入ると少し気が楽になるのも、休められている事なのだと思います。
また、騒音もより小さな音にも敏感に反応してしまうので、一旦頭痛が始まったら、暗い静かな部屋で目や心を休めることもおススメです。
冷やすことも片頭痛には、冷やすのもおススメです。
ですが、冷やしすぎて身体が緊張してしまうこともあるので、お気を付けください。
まとめ
片頭痛は、「前兆のない片頭痛」と「前兆のある片頭痛」の2タイプに分けらます。
前兆のある方は20~30%。
片頭痛が起こる部位によって、対策の目安になります。
後頭部に片頭痛を感じる場合は、肩こりが原因かもしれません。
おでこや東部の前の方に片頭痛が起こる方は、ストレス、と言われています。
痛みとうまく付き合っていきましょう。
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