下痢・・これは誰にでも経験があるかと思います。そんな時何も食べなければ
いいのですが、そういうわけにもいきません。特にこの後、用事があるのだけど
何かを食べないと体がもたない・・・そんな時本当に困りますね。
今回は下痢の時に食べてはいけないものと、食べれるもの。また飲み物について
調査してみました。自分に合ったものを探してみてください。
下痢の時に食べてはいけないものは?何に気をつけるべき?
何を食べてはいけないのかは、下痢の原因をよく理解しなければいけません。
下痢は便の水分量が増えることで起こります。普通は10%だけが便に混ざって
出てきますが、便が興奮状態にあり、激しくなるために起こります。
こんな理由から胃腸に負担をかけてはいけない状態なのです。腸への刺激がなく
消化に良いものを食べるよう心がけなければいけません。
こんな理由から肉類や揚げ物など脂肪を多く含んでいるものを避ける必要があります。
またケーキやお菓子など糖分を多く含んでいるものもNGです。更に繊維質を多く
含んでいる貝類、根菜、生野菜なども胃に負担が多くなる理由になります。
体質によっては牛乳などの乳製品は下痢を引き起こすことがあります。まさに私は
それで下痢の時に牛乳を飲むとテキメンにお腹が痛くなります。アレルギーなどが
あると相性が悪い食物があります。自分にとって腸や胃に負担をかけやすいものを
把握しておく必要がありそうですね。
アルコールや冷たいもの、カフェインも刺激物です。柑橘系のものも避けた方が良いとか。
以下に具体的に書きます。
ゴボウ、ワラビ、バター、牛乳、オレンジ、イチゴ、バナナ、メロン
大豆、キノコ類、辛味成分、人工甘味料、炭酸飲料、キュウリ、レタスなど。
ちなみにお腹の調子があまり良くない時(下痢ほどではない)にフリスクを食べたらすぐに下痢しました。フリスクは刺激物なのでご注意を。
下痢の時に食べられる物
当然ながら胃腸を休ませてあげることができる消化に良いものを選んで食べましょう。
◎穀類―おかゆや柔らかいご飯、うどんなどの穀類は消化に良いとされています。
◎魚類―白身魚は脂肪が少ないのでおススメです。ささみも脂質が少なく良質の
たんぱく質で消化に良いようです。
◎生の果物―果物のような生ものには食物酵素という消化酵素が含まれております。
プロテアーゼなどです。実はこれ、わたしたちが消化をする前に自分で消化を行って
くれるという優れものです。
しかしさらに消化に良くするためにミキサーですりおろして、固形の物でなくならせる
ことで食べやすくなります。尚、常温でこれを行うと、もっと良いですよ。
◎茶碗蒸しー意外にこれは頭にありませんでした。温かいし、下痢で調子が悪い時に回復のためのメニューです。具は取り除いた方がいいかもしれません。
◎おでんー柔らかく煮込まれているおでんはおススメ。特に大根、豆腐がいいでしょう。
◎ヨーグルトー乳酸菌を摂取すると腸内細菌の回復を促すので効果的です。ただし
冷たいものだと逆効果ですし、食べ過ぎにも注意しましょう。
◎はちみつー蜂蜜は強い殺菌力で菌を死滅させます。有益菌を繁殖させる力もあります。
◎らっきょうー見た感じ消化に良さそうではありませんが、ニオイ成分の塩化アレルは抗菌性物質とのこと。腸を整える力があるので効果的です。
下痢の時に飲める物
腸の動きを鎮めてあげることが大事になります。こんな時は紅茶や烏龍茶などが良いと
されています。タンニンという成分がぜい動運動を弱くすることができるそうです。
収れん作用があり腸の粘膜を保護するのです。粘膜から出る分泌物を減らす働きがあるために便の硬さも調整することができます。じゃあ紅茶なら何でもいいのかというと飲み方にもコツがありそうです。
当たり前のことですが、温かいものが良いでしょう。無糖のものを選びます。飲み過ぎを避けることも大事ですね。
タンニンの他にペクチンという成分も便の硬さ調整に一役買ってくれるみたいです。
この二つの成分が入っているのがブルーベリーやラズベリーです。
これらを紅茶に1、2杯入れることで作用が高まります。入れ過ぎは良くないですが、一度やってみてください。
更に野菜スープや味噌汁などの上澄みだけを飲むこともできます。ミネラルや塩分を取り
入れることができます。スポーツドリンクも塩分を摂りいれることができるので効果的です。
ただドリンクには糖分も含まれているので注意してくださいね。
まとめ
今回は下痢の時に食べていいもの、いけないものをまとめました。
◎食べてよいもの
お粥や白身魚、すりおろした生果物。ヨーグルト、おでんなど。
◎食べてはいけないもの
肉類、揚げ物、アルコール類、カフェインが入ったもの、ゴボウ、大豆
辛み成分、人工甘味料、キュウリ、レタスなど。
◎飲んで良いもの
紅茶、烏龍茶、野菜スープ、味噌汁など。
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