ガングリオンとは、関節にできる良性の腫瘍と言われています。
基本、あまり痛みなどないので、放置される方は多いのですが、出来た場所によっては神経を圧迫することもあり、痛みを伴うことがあるのです。
手首に出来た、という方が多いようですが、関節であれば、どこにもできるものです。
人によっては、自然に消えた、もしくは、注射で中身を抜いた、場合によっては、切除される方もいらっしゃいます。
その手術は割とお手頃価格で、早く処置をすれば1日で終わります。
手術をされた後、痛み残ってしまった、という方はどのように対処されているのでしょうか。
お薬や他の処置はどのようにされているのでしょうか。
ガングリオンに注射後の痛みを和らげる方法。薬では?
ロキソニンなどの痛みを沈めてくれる鎮痛剤を服用される方も多いようですが、ドクターから『 ヒルドイド ソフト 』を処方される方も多いようです。
それは、皮膚の乾燥を防ぎ、血行をよくする塗り薬。
調べてみると、
・皮膚細胞に水分補給する
・傷の修復
・持続性のある高い保湿力
・血行促進作用
・血液凝固を防ぐ
・鬱血を改善する
・傷の治りを早める
とのこと。
確かに、良さそうです。
通常、皮脂欠乏症、指掌角皮症、凍瘡、瘢痕・ケロイドなどの治療に用いられます。
お薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある方は、ドクターにすぐにご相談ください。
ほかに、血友病、血小板減少症、紫斑病を患われている方、僅かな出血でも重大な結果が予想されるので、注意です。
当然、妊娠または授乳中他に薬を使っているなど、使用中の医薬品との相性もあるので、処方される際はドクターにその旨をお伝えしましょう。
お薬は、お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もあるのです。
ご使用方法は、1日1~数回適量を患部に塗擦します。
もしくは、ガーゼなどにのばして貼りましょう。
当然のことですが、眼や傷口、潰瘍、ただれた部分に入らないようにご注意ください。
塗り忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く塗ります。
忘れてしまったからといって、1度に2回分を塗ってはいけません。
誤って多く塗った場合はドクターか薬剤師に相談してみましょう。
逆に、治ったかも、面倒くさいといって、ドクターの指示なしに、ご自身の判断で塗るのを止めたりなさいませんように、お気を付けください。
副作用として、まれに、皮膚炎、かゆみ、発赤、発疹、潮紅、紫斑などの症状があるようです。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、ドクターまたは薬剤師にご相談しましょう。
ガングリオンに注射後の痛みを和らげる方法。薬以外の処置
注射後、痛みが残られる方いらっしゃいます。
痛み止めのお薬が効かなかったり、人それぞれです。
ドクターによっては、注射で排出した後、患部もみほぐされた方もいらっしゃいるのです。
ドクター曰く「 強く押したりすることで再発を防ぐ 」という方もいらっしゃいますが、自己判断で強くもんだりしないように気を付けましょう。
ガングリオンは、水のようなものが溜まり、袋状になったもの。
穿刺後、再度、溜まることがないように、ご自身で優しくマッサージすることをドクターからご指示くださることもあります。
あくまでも、優しく、です。
ただ、触れただけで痛い、という方はすぐにドクターにご相談くださいませ。
ガングリオンに注射後の痛みはいつまで続く?
いくら簡単な処置とはいえ、ガングリオンに注射後はどのくらい痛みが続くのか、気になるものです。
穿刺された方々に伺ってみると、注射後、「 少し腫れ、1日は痛みが続きました。 」という方。
「 穿刺の時は痛かったけれど、その後は、まったく痛くなく、問題なかった。 」という方もいらっしゃいます。
ガングリオン自体、痛みがないので放置という方もいらっしゃいました。
痛みは人それぞれですが、長く続く場合は自己判断せず、ドクターに診ていただくことが一番です。
まとめ
ガングリオンはなぜできるのか、実はよくわかっていません。
なぜ、自然に消滅するのか、ということもよくわかっていないそうです。
柔らかいままの方もいれば、放置して、固くなる方もいらっしゃいます。
組織に残留した老廃物、とおっしゃる方もいらっしゃいますし、関節をスムーズに動かすための関節液の古くなったもの、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
良性腫瘍で、袋状の中に水が溜まった状態。
よって、ガングリオンが柔らかいという方が多いということです。
注射の針での処置は再発しやすいもの、
ただ、低価格なので、3、4回手術を希望される方が多いようです。
再発するのか、と思わがちですが、1度手術を行ったところではなくすぐ隣にできることが多いので、また同じところにできた、と感じられるのです。
そして、残念なことに、一度ガングリオンが出来た方はできやすい、とのこと。
循環の良い身体を目指して、流れのいい身体を目指しましょう。
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