「芸能人は、歯が命」というCMが、昔ありましたね。
食べることは生きることでもありますので、この世の全ての人に対しても、
歯は命だと思います。
私は小さい頃から歯並びが悪かったですが、矯正にお金がかかるのでそのまま治療せず大人になりました。
大人になってから自分でどうしても気になっていたので、インプラントをすることにしました。
ですが、今になって思えば、小さい頃に矯正しておけばこんなことにはならなかったんだよなぁと。
自分の子供には、早いうちから矯正をしてあげて、歯並びに困らないようにしてあげたいと思っています。
そんな親さんも多いのではないでしょうか?
ただ、お金がけっこうかかってしまったり、期間も長く続くのは事実です。
実際、どれくらいなのかがすごく気になるところですよね。
そこで、今回は、子供の歯の矯正、時期・期間・費用等について、紹介していきます。
子供の歯の矯正、時期はいつからするのがいい?
7歳までに歯並びのチェックを受けることがススメられています。
6歳からでも、症状によっては、治療をされる子もいます。
歯並びやかみ合わせに問題があるかもしれないと思われる方は、
なるべく早めに、歯科医師に相談した方がいいです。
また、一般的には、乳歯が、永久歯に生え変わる12歳が、歯の矯正のターニングポイントをなります。
A期:7歳-12歳(乳歯が、永久歯に生え変わる前)だと、目で見てわかるワイヤーを使わない治療を行うこともあります。
B期:12歳以上(乳歯が、永久歯に生え変わった後)だと、ワイヤーを使った治療となります。
歯の矯正期間はどのくらいかかる?
小児矯正は治療を開始する時期や歯並びの状態によって、
矯正期間が変わってきますが、おおよその目安です。
A期:7歳-12歳(乳歯が、永久歯に生え変わる前)だと、矯正期間は、1年から1年半くらいになります。
B期:12歳以上(乳歯が、永久歯に生え変わった後)だと、矯正期間は、1年半から2年くらいです。
永久歯が生え変わった後なので、大人の矯正期間と同じになります。
子供の歯の矯正は費用はだいたいどのくらいかかる?
矯正歯科治療は、健康保険の適用はなく自費の支払いが、一般的です。小児矯正も同じです。
ただし、外科的な治療と認められる場合などは、健康保険の適用が認められるます。
簡単に言うと、歯を治さないと、生命に関わってしまう場合などです。
一般的なものでは
A期:7歳-12歳(乳歯が、永久歯に生え変わる前)だと、
20万円から60万円くらいになります。
B期:12歳以上(乳歯が、永久歯に生え変わった後)だと、
25万円から65万円くらいです。
A期で、終わってしまう子もいれば、A期からB期まで、かかってしまう子もいます。
床矯正等では
A期:7歳-12歳(乳歯が、永久歯に生え変わる前)だと、
10万円くらいになることもあります。
小児矯正の利点・欠点
(利点
・歯を抜くことが少ない
・あごの成長をコントロールできるので、大人矯正よりも、効果があることが多い
・大人になってから矯正することがなくなることもあります
・一度、小児矯正をしてしまえば、万が一、大人矯正をすることになっても、
治療期間が少なくて済むこともある
(欠点
・家族の協力・理解が必要な時がある
・再度、大人矯正が必要になってしまうことがある
・矯正中に、虫歯になりやすいことがある
・歯の根っこが溶けて、歯がグラグラになってしまうことがある
歯並びが悪くなる原因
・指しゃぶり
・アゴが発達しないもの(噛みごたえのないもの)を食べる
・爪を噛む
・口呼吸をする
・舌癖
などが挙げられます。普段から、家族で、子どもの歯や口の中に、注意を向けて、無関心はやめましょう。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今回は、子供の歯の矯正、時期・期間・費用等について、
ご紹介させていただきました。
これで、もしも、お子さんの歯並びや噛み合わせに問題がありそうな場合に、
だいたいのことは、予測できますね。
何か心配があったら、まず、歯科医師に相談しましょう。また、そうなる前に、お子さんの歯や口の中に、注意を向けましょう。歯磨きの時などがチャンスですね。
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