妊娠中に食べてはいけないものとは?果物、魚、卵、何がダメなの?

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大事な赤ちゃんを授かり、嬉しい反面、
つわりや眠気など身体的にも色々なことが起きてきます。

食べたいモノ、食べたくないモノ、食べられなくなってしまうモノなど出てきたり、人それぞれ。

食は、身体を構成する大事な習慣。
増して、二人分の栄養を摂ると考えると色々考えてしまいます。

妊娠中に食べていけないもの、食べていいもの。

食べたいものを妊娠中だからまったく食べたら、ダメ、というとストレスですが、
どのくらいなら楽しんでいいのでしょうか。

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妊娠中に食べてはいけないものとは?魚、卵は何がダメなの?

魚介類も色々ありますが、正しく調理して食べすぎないように気をつければ、色々なものが楽しめます。
もちろん、避けた方がいいものもあるので、ご紹介します。

わかりやすい目安として、「 生 」なお肉やお魚はちょっと考えましょう。

例えば「 生牡蠣 」

近年では生牡蠣のノロウイルスによる汚染は減少、
普通の人が食べてあたる可能性がかなり減ってきた、とのこと。

しかし妊娠中は免疫力が極端に低下しているので、通常ではなんともない人でも注意が必要。
食中毒になると下痢をしますが、下痢によって子宮が収縮し、早産の原因になることもあります。

牡蠣は、充分に加熱することでノロウィルスの感染は防ぐことができます。
海のミルクと言われ、亜鉛も豊富。
食べ方を考えて、付き合いましょう。

また、「 生肉 」や「 明太子 」など、
妊娠中、通常よりも20倍も感染しやすくなる菌、「 リステリア菌 」が存在します。
妊婦がリステリア菌に感染してリステリア症になると、髄膜炎や敗血症を患ったり、早産や死産の危険性もあります。

具体的には、

生肉、生ハム、スモークサーモンなどの燻製魚介類
ネギトロ
魚卵製品:明太子、筋子、いくら、たらこ
ナチュラルチーズ:加熱していないチーズ
殺菌していない牛乳

などに存在していると言われています。
特に平成21年度の食品安全確保総合調査では、リステリア菌に汚染されていることも判明。

スモークサーモン:11.1-27.8%
ネギトロ:14.3%
魚卵:10.4%

これらも避けた方がいいと思われます。

食材そのものにも含まれていることは本より、
工場での作業工程による二次汚染も疑われています。
同じ生ハムでもパルマの生ハムなどのD.O.P=保護指定原産地表示認定を受けているもので判別してはいかがでしょうか。
エサの衛生管理もされていて安心、といわれています、が、控えることをおススメします。

調理される際、

・お家で料理を作る際には、お肉や魚を充分に加熱すること。
・お肉を切ったあとのまな板や包丁で野菜を切らない。
・完成した料理に生肉を近づけない。

といった注意も必要です。

また、生野菜にも含まれているため、調理する前は何でもしっかりと流水で洗いましょう。

では、カットして売られている野菜やお魚なら安心かいうと、そうでもありません。
洗浄する際には洗浄剤が使われているので、しっかり洗いましょう。

さらに、出産後もちょっと注意しましょう。
乳幼児期に感染してしまうと、髄膜炎や敗血症等、重篤な症状に陥ることもあります。

元気になる「 レバー 」や「 うなぎ 」はビタミンA(レチノールとも言います)を含む食材も注意です。

妊娠初期12週頃まではビタミンAを毎日20,000IU以上摂取した場合、
ある種の先天異常の確率が上がるという、調査結果があり、
厚生労働省では、1日あたりのビタミンA摂取量を5,000IU以内にするように指導しています。

5,000IUは、レバーだと60g程度。
うなぎでいうと100g。

ということで、ビタミンAは妊娠初期には控え、逆に妊娠後期には積極的に摂りましょう。

他にも生の魚介類は気をつけましょう。

鮭やマグロなどの大型魚には、水銀量が多く含まれているので妊娠中の妊婦が多くいただくことは控えましょう。
たまに美味しくいただく程度であれば、問題ありません。

高レベルの水銀を含むカジキやサメ、ツナなどを食べる時は週に1回までにしましょう。

特に注意したい、1週間で合計4貫~5貫、刺身の場合は1人前以下にとどめたいお魚は、

・クロマグロ=本マグロ
・キンメダイ
・メカジキ
・メバチ=メバチマグロ
・バイガイ

注意したい、1週間で合計8貫から10貫、刺身の場合は2人前以下にとどめたいお魚は、
・マカジキ
・ミナミマグロ=インドマグロ
・ユメカサゴ
・キダイ

水銀の問題を気にしないで食べられるお魚は、
・キハダ
・ビンナガ
・メジマグロ
・ツナ
・サケ
・アジ
・イワシ
・サンマ
・タイ
・ブリ
・カツオ
など、食べすぎることなく楽しみましょう。

万が一有害物質があっても、下ごしらえでリスクは低下します。
たまりやすい個所を除き、取り出す処理をして楽しみましょう。

また、海藻「 ひじき 」は唯一、食べてはいけない食材です。
それはヒ素が含まれているから。

ヒ素は国産・外国産かかわらず含まれているので、気をつけましょう。
ですが、調理法さえ間違わなければ積極的に摂りたい食材。

例えば、乾燥ひじきは、そのままの状態だと、とても有害。
無機ヒ素を、63.1mg/kgも含んでいる、とのこと。

ところが江東区保健所の調査によると、
1時間水戻しすることでその68%が水に溶け出し、その後5分間茹でると4%しか残存しない、のです。
ということは、
ひじきは1時間以上水で戻し、その水を捨てて、新しい水で5分以上茹でたら、より安全ということです。

実はとっても栄養豊富なひじき。
カルシウムはもちろん、鉄分、食物繊維豊富でローカロリー。

正しい調理法で美味しく楽しく、お腹の赤ちゃんの健康を守りましょう。

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また、日本ではあまり知られていませんが、
イタリアの方やロシアの方は妊娠すると「 イタリアンパセリ 」を食べません。
ただ、日本ではあまりパセリをそのままたくさん食べることはないと思うので、
お料理やパスタなどにぱらぱら振り掛ける程度なら、問題ありません。

妊娠中はどんなものを積極的に摂るのが良い?

今までは食べてはいけない、どのくらい食べていいか、を考えてきましたが、
要は「 食べ過ぎ 」がいけない、ということ。

食べ過ぎなければ、とても栄養豊富な食材はたくさんあります。

まず、冷え対策として、目安に考えていただきたいのは、地面の中で育つ野菜は体を温める効果が高い、と言われています。
例えば、大根やごぼう、にんじん、イモ類など。

これらのものを生ではなく加熱して摂取することで、冷えにくい体を作ることができます。
また、生姜湯やハーブティーなど、温かい飲み物で体の中から温めるのも、効果的。

何事も食べすぎは注意ですが、適度に楽しめるおススメ食材をご紹介します。
重複しますが、マイナス面だけに左右されないように楽しみましょう。

妊娠初期~3か月

バナナ

血圧・血糖値・コレステロールを正常値に保つよう促す働きをしてくれます。
妊娠初期のつわりにより、食べ物をあまり受け付けなくなってしまった状態でもバナナを少し食べることで安心できます。

ほうれんそう

緑黄色野菜、とりわけ緑の野菜は、葉酸やベータカロテンが豊富。
特に妊娠後1カ月に葉酸を含む食材を積極的に食べると、赤ちゃんが神経管欠損症などの先天性奇形に陥ることを防ぐ効果もあります。
また妊婦さん自身の貧血を予防したり、母乳の出が良くなったりもするのだそう。

アーモンド

最も積極的に摂り入れたい食材が。赤ちゃん、そして妊婦さん自身の葉酸濃度を押し上げ免疫力を高めてくれます。

4カ月~6か月

妊娠中に特に必要とされる栄養素である上質なタンパク質、カルシウムを含んでいる卵は素晴らしい栄養素。
どんな卵でも妊娠中の女性に12種のビタミンとミネラルを提供してくれます。
卵にはクロリンと呼ばれる成分が含まれ、体と脳の成長・発達する上で重要な役割を果たしてくれます。
コレステロール値が正常であれば、1日に1~2個召し上がっても問題ないと思います。

アボカド

繊維・ビタミンK ・ビタミンC・ビタミンB6・ミネラル・葉酸・カリウムが含まれているアボガド。
エネルギー源や身体の構成成分となる不飽和脂肪酸もまた多く含んでいる完全食といえます。

ギリシャヨーグルト

普通のヨーグルトのおよそ2倍のタンパク質を含んでいて、妊娠中にとりわけ必要な栄養素、ビタミンとカルシウムも豊富。
特にビタミンAは1日に必要な摂取量の2%も得られるそうです。

7カ月以降

熟したパパイヤ

熟してさえいれば安全です。
熟していることがとても大事です。
熟しているか否か、見極めていただきましょう。
ビタミンを始め栄養分が豊富、また妊娠中に陥りがちな便秘や胸やけなどをも解消してくれる優秀食材です。

サーモンなど脂肪分の多い魚

必須脂肪酸であるオメガ-3脂肪酸が豊富なので、赤ちゃんおよび妊婦さん自身の身体を活気づけてくれます。
また赤ちゃんの脳や目の発育にも好ましい成分。
目安は1週間に300gほどの摂取量、お忘れなく。

黒豆

マグネシウム・リン・マンガン・鉄・チアミンらを豊富に含んだ黒豆。
カロリーが低いのに栄養価が高い非常に優秀な食材です。
ダイエット時にも最適なので、出産後も積極的に摂り入れましょう。

大豆やレンズ豆、ひよこ豆などの豆類には、赤ちゃんの成長に必要なタンパク質、
そして母親の消化に非常に良い繊維質、たくさんの鉄分も含まれています。
鉄分は母親と赤ちゃんに酸素を運んでくれる赤血球を作り出す、生命維持のための基礎成分。
適度な鉄分を摂取することで、妊娠期間に十分な赤血球を生成することができます。

緑黄色野菜

ホウレン草、ケールなどの緑葉色野菜はビタミンA、ビタミンCやビタミンKのような沢山の栄養素と十分な鉄分を含み、
ベータカロテンは、身体でビタミンAに変化してくれます。
妊娠中は緑黄色野菜を毎日とりましょう。
そして、食事の最初に野菜をとると、食事の後半でとるよりもずっと消化吸収が良くなるので、試してみてください。

クルミ

クルミは妊娠中のおやつにおススメです。
クルミは歴史的にも健康的な妊娠をサポートしてきました。
オメガ3脂肪酸が大量に含まれており、妊娠期間の険しい道のりに必要なエネルギーのレベルを高めてくれるのがクルミです。

赤かぶとその葉

ほとんどの医者が妊娠期間中に摂るべきサプリメントとして推奨するのが葉酸。
葉酸は赤ちゃんの先天性の病気を回避してくれ、流産のリスクも低下。
赤カブとその葉には、天然の葉酸・葉酸塩と呼ばれる素晴らしい栄養素の入った食材です。

ヨーグルト

卓越したタンパク質源。
発達する赤ちゃんの軟骨や骨の形成に必要なカルシウムを多く、
足りないと母体の骨密度と健康にも影響を与えます。
楽しんでとりましょう。

イチジク

他の果物や野菜に比べて繊維質が多く含まれています。
イチジクはバナナよりもカリウムの含有量が多く、カルシウム、亜鉛、鉄分が豊富に含まており、ミネラルが豊富。
母乳の構成成分と非常によく似ています。
また、ビタミンBも豊富なため、多くの妊婦が悩むつわりを和らげる効果があります。

もちろん、カルシウムや鉄分の補充摂取を増やすことも大事。
増えた老廃物を腎臓から勢いよく流し出しやすくするため、妊婦さんは水を多く摂取する必要があります。
尿路感染症、お腹の膨張や筋けいれんまで防いでくれるので、飲んでしっかり排出できるように心がけましょう。

まとめ

食べる以前の問題で、果物やお野菜、もちろんお肉、お魚もしっかり洗いましょう。

トキソプラズマが潜んでいる場合、感染すると胎児に危険がおよびます。
レアステーキや生ハムなどの加熱が不十分な肉、ガーデニングなどの土いじりでも、感染します。
調理前の手洗いはもちろん、外出先でも気をつけましょう。
他にも、サルモネラ菌や病原性大腸菌、O-157など、食中毒になる可能性があるので気をつけましょう。

消毒にはどうしたらいいか、悩んでしまう方は薬局でも売っている「 ハッカ油 」がおススメです。
お安いですし、いい香りです。

また、軽い運動を心がけましょう。
腸が圧迫されると、どうしても便秘になりがちです。

妊婦ライフ、楽しみましょう。

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