胃下垂。これを聞いて「痩せている人」と考えてしまう人は多いようです。
勿論消化が悪く栄養は行きにくいですが、胃下垂なので痩せているわけではなく
痩せている人が胃下垂の人が多いようです。
決して健康面から良い状態ではないので、改善する方向へ努力しましょう。今回は
胃下垂をあらゆる面から治す方法を調査してみました。
胃下垂を治す方法。運動編
◎両膝タッチ
床に仰向けに寝転びますが膝は立てたまま。そこから体を起こし、両手を伸ばし
手の平の指先を膝につけるようにタッチします。それを20回行います。
◎膝のもも裏タッチ
先ほどの膝を立てて寝た状態から片方の膝を90度にあげます。上げた膝のもも
裏に両手で手をたたくようにしてタッチします。これを体を起こして10回。
以下の動画ではそれを応用した有酸素運動がありますのでご覧ください。
胃下垂を治す方法。ストレッチ編
内臓下垂は血流が悪くなり、「むくみ」を引き起こします。この「むくみ」も
胃下垂は併発するのですね。これを治すストレッチです。
◎バスタオルを3つ折りにしたものを準備
◎壁と床の角。つまり90度の部分にバスタオルを置きます。
◎壁に向かって座るように(真反対・逆さにする)お尻を壁に当てて
上半身が仰向けになるように寝ます。
◎両端を壁伝いにまっすぐにしてそのままキープします。
◎下っ腹を上にあげるようにさすってみる
つまりこれは足を上げるだけのストレッチです。無理がないようにしますが
できるなら5~10分キープします。
胃下垂を治す方法。食事編
胃下垂は消化の悪い状態なので、食事は少量ずつ食べます。一度に大量に食べて
しまうと胃もたれの原因になります。回数を増やすようにすると良いでしょう。
やはり急いでしまうとダメです。少量食べるだけでなく、ゆっくり丁寧に食べます。
一回に30回ほど噛むといいでしょう。どうぞリラックスして食べましょう。
胃の収縮運動を刺激するのはスパイスなのでトウガラシやわさびなど刺激するもの
を毎回取り入れるといいですね。当然取り過ぎは危険ですよ。
実は砂糖、甘いものは筋肉を緩める効果があります。逆に胃が収縮する力を弱めて
しまっているのです。消化は悪い状態なので控えた方がいいでしょう。
ちなみに胃下垂は痩せている人が多いので若い人の中には胃下垂になる方法を探して
いる方がいます。しかし胃が下にあるということは、胃の機能が低下することになります。
そして胃アトニ―という病気を発症します。これは胃の筋肉が緩くなり、胃の運動や
胃の消化活動が鈍くなってしまうことを言います。これは胃酸過多を引き起こします。
胃のもたれ、だけでなく肩こりや冷え性、頭痛など様々な弊害があります。
まとめ
胃下垂を運動ストレッチ、食事の面から改善する方法を調査してみました。
一気に改善することはなく少しずつ機能を高めていくイメージです。
健康のために良い計画の元に努力していきましょうね。
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