かかとが痛くて歩けない・・そんなことありますか?踵と言っても痛む箇所が様々にあってその場所によって病気の種類が違い、治療も色々、ということになります。
今回はそんな踵の病気やケガの原因とその治療法についてまとめてみました。
かかとが痛い原因は?何かの病気?
◎1、踵骨後部滑液包炎
かかとの後ろ側が痛む病気。アキレス腱と踵骨の間のクッションになっている滑液包の炎症が原因です。足首を頻繁に動かすとこのような炎症が起きます。
◎2、踵骨下滑液包炎
足の底にはクッションの役割をする組織がありますが、裸足で歩いたり、衝撃がかかり過ぎることで炎症を起こしてしまうことがあります。
◎3、踵骨疲労骨折
普通は硬い骨なのでなかなか折れませんが、ストレスがかかると徐々に弱くなり折れることがあります。
◎4、踵部脂肪褥
踵の骨ではなく、踵にある脂肪組織の変化で痛みが起きます。脂肪の硬度低下が原因です。
踵にインパクトがかかる運動を始めた初心者に多いと言われています。
かかとが痛くて病院に行く場合は何科に行くの?
「かかと」とは言っても色々な病気が推測されますので、「整形外科」になります。仮に腫瘍などの痛みが出ている場合は、すぐに別の科を先生が指示してくれます。
一番ダメなのは病院に行かないことです。特に踵は病気が場所により様々なのでしっかり検査して対処していくことが必要です。
かかとが痛い場合の対策方法
上記の病気の対処法です。
◎1、踵骨後部滑液包炎の場合
ヒールパッドを靴に入れたり、運動を中止して回復を待つことができます。
◎2、踵骨下滑液包炎の場合
踵の骨の衝撃を和らげたり、負担を軽減するために足底版に痛みのある部分を
丸くくり抜いたものがありますが、それを使って治していきます。
◎3、踵骨疲労骨折の場合
これは運動を休止することが完全に治ってしまいます。
◎4、踵部脂肪褥の場合
踵部脂肪体の支持性を高めるためのテーピングを行います。他にも踵の保護となる
ヒールジェルカップというものを踵にはめます。両方同時にすることも。
ちなみに踵を保護するグッズはたくさんありますので、以下に箇条書きで掲載しておきます。
◎かかとサポーター
◎ソルボヒールサポーター
◎ソルボかかとくん ヒールロック
◎ソルボ疲労対策ヒールタイプ
◎ソルボ疲労対策ウエッジヒールタイプ
◎かかとヘキサゴンインソール
◎ヒールクッションクリア
◎ソルボスパイクタフガード
◎足裏元気 いきカエル
※ほんの一部です。骨折タイプもあり、種類はメチャクチャ豊富です。
まとめ
今回はかかとが痛む場合の原因や治療法についてまとめてみました。特に高齢の方ともなると、かかとが痛んでも年だからしょうがない、と諦めてしまう人が多いようです。
勿論、加齢による原因もあるかもしれませんが、何が原因なのかわからないままだと症状が酷くなってしまいますので、まずは病院で受診することをおススメします。
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