血管炎症候群の原因は?症状、検査、治療方法について

耳・鼻・のど

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風邪のような発熱や関節の痛みはありませんか?血管炎症候群かもしれません。
この病気の症状は人により異なり、血管の太さなどによっても変わるため一概に
この血管炎だ、とは確定できません。

病気を知ることにより対処できることはたくさんあるので知識として持っておきましょう。
今回はこの血管炎症候群の原因や治療方法などをまとめました。

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血管症候群の原因は?

血管症候群とは体に存在する様々な血管に炎症が生じることにより、流れが
悪くなることで起こる病気を総じて呼ぶことがあります。以下の病気が含まれます。

高安動脈炎
側頭動脈炎
結節性多動脈炎
ウェゲナー肉芽腫症
チャ―グストラウス症候群
ヘノッホシェーンライン紫斑病
過敏性血管炎

ところでなぜ血管に炎症が生じるのか、実のところはっきりしたことはわかって
いないようです。ホルモンや細菌、ウイルス、大気汚染、遺伝など考えられるものは
あるようですが、ハッキリ原因と言えるまでには至っていないのが現状です。

血管症候群の症状

血管症候群の症状としては体重が下がる、熱が出る、だるさ、関節や筋肉が痛む、
手足のしびれ、血圧が上がる、と言った感じです。悪化してしまうと臓器障害にも
なる恐れがあります。

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側頭動脈炎になると眼にも異常をきたすことがあり、一時的に真っ暗になることが
あったり、頭痛などの症状が出ると言われています。

血管症候群の検査について

血管造影などの画像診断や生検などによって組織を一部採取しての検査になります。
他に血液検査などを経ることによって確定診断を行うことになります。

以下に血管造影検査の仕方をご紹介します。

血管にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、そのカテーテルから造影剤を注入して
検査したい目的の部位の血管を描出する検査です。このカテーテル検査は皮膚の小さな
切開ですむために負担が少ないのが特徴です。

血管症候群の治療について

主には副腎皮質ステロイドを投与する治療があります。この薬の投与によって炎症を
鎮めて、血管自体には免疫抑制剤が用いられます。抗血小板療法を併用することも。

外科の処置としては血管再建術、大動脈弁置換術、動脈瘤置換術などが行われます。
亡くなることもある病気ですが、手術後は改善し、5年間の生存率は90%です。

まとめ

今回は血管炎症候群の原因や検査方法などを調査してみました。
血管炎とは言っても複雑で様々な病気があります。すぐ受診して確かめましょう。

ちなみに大学病院か総合病院の免疫内科が良いようです。

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