足の裏が痛い。土踏まずが痛いと子供に言われる。原因は何?対策方法は?

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突然子供に足の裏が痛いと言われて、アタフタしてしまいました。
調べてみると足の裏が痛くなる原因は色々とあるようです。
調べてみてわかった、足の裏の痛みの原因と、対策方法をお知らせ致します。

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足の裏が痛い(土踏まずが痛い)原因は?

足の裏が痛い原因は、色々とありますが、
子供の場合に多いのは、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)です。

足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とも呼ばれ、
かかとの骨の一番下から足の親指に及ぶ足底筋膜と呼ばれている組織に炎症が起こり、痛みが生じます。

マラソン選手やバスケット選手など、過度に走ったりジャンプしたりすると、
足底筋膜に細かい断裂(だんれつ)が入り炎症を起こし、痛くなります。

足底筋膜炎が長引くと、踵(かかと)の骨が、足底筋膜に過度に引っぱられ、棘(とげ)のようなものができ、
痛みが増すこともあります。
これを踵骨棘(しょうこつきょく)と言います。

足の裏が痛くなる病気としては、足底筋膜炎の他に、
・足底繊維腫(そくていせんいしゅ)、
・セーバー病
・扁平足(へんぺいそく)、
・魚の目(うおのめ)
・疣贅(いぼ)
 ・成長痛
などもあります。

大人であれば、痛風(つうふう)や糖尿病(とうにょうびょう)などが原因で、足の裏が痛くなることがありますが、
子供の場合はその可能性は低いと思われます。

歩きすぎ、走りすぎ、運動しすぎとか関係ある?

 歩きすぎ、走りすぎ、運動しすぎなどすると、
足底筋膜に細かい断裂が生じ、炎症が起こり、足の裏が痛くなります。
つまり、歩きすぎ、走りすぎ、運動しすぎは、足の裏の痛みと大いに関係があります。

ただ、逆に運動不足でも足底筋膜炎になることがあります。

足底筋膜炎の原因としては、運動過多・運動不足の他に、
ハイヒールの着用、悪い姿勢、肥満、関節炎、浮き指などもあります。

土踏まずが痛くなるのを防ぐ対策は?

 まず重要なことは、足の裏への負荷を少なくすることです。
その為に、足の裏へ負荷のかかる運動は避けます。

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運動の好きな子供にとってはつらいかもしれませんが、
痛みがおさまるまでは、我慢してもらいましょう。

また、歩く時は、歩幅を小さくして、裸足では歩かないようにもしてもらいましょう。
体重が多い場合は、減量することで、足への負荷が軽減されます。

ふくらはぎの筋肉や足のストレッチが、足底筋膜炎に効果が出ることがありますので、
ストレッチを試してみるのも良いかもしれません。

また、足の矯正器具を使い、サイズの合った靴を履くようしたり、
テーピングをしたりすると、足底筋膜への負荷が減り、症状の改善に役立つことがあります。

医薬品の使用も一つの方法です。
通常は、痛みや炎症を抑える非ステロイド系の抗炎症薬が使われますが、
ステロイド薬が使われることもあります。

土踏まずが痛いのをひとまず治す(しずめる)方法は?

 まず、安静にします。
そして、足の裏に熱があるようでしたら、アイシングをします。
ただし冷やし過ぎは回復を遅くしますので、
冷やす温度と時間には充分な注意が必要です。

氷そのものを肌に当てるのは避けて、
氷水を入れた袋をあてましょう。

また、時間も20~30分程度が目安になります。

テーピングをしたり、ストレッチをしたりすることで、
痛みが和らぐこともありますので、試してみるのも良いかもしれません。
ストレッチについては、次の動画をご参照下さい。

足底筋膜炎のストレッチ

まとめ

 足の裏が痛くなるのは、足底筋膜炎が多いですが、
違う病気の可能性もあります。
ですので、なかなか足の裏の痛みが改善しない場合は、
病院へ行って診てもらいましょう。

内科的な病気が原因の場合もありますので、
整形外科だけの病院ではなく、内科もある病院を選んで行きましょう。

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