風邪やウイルスの影響で高熱が出てしまってフラフラする。こんな時は本当に辛いですよね?
私自身も昔はよく風邪で高熱が出ていましたが、やはり38度以上になってくると、ものすごく辛く、
身動きを取るのも、トイレに行くのすら、苦痛になってきます。
できるならば、早く熱を下げたい。そういう気持ちになるのも当然です。
自分でコントロールできたり、解熱が可能であれば、そうしたいものですね。
この記事では、熱を下げる方法や熱を下げる食べ物や飲み物について、また入浴についてはどうか?
など発熱した時に知りたい気になる疑問、特に、熱を下げる方法をメインにお話していきます。
熱をさげる方法
発熱は病原体などにより免疫カが落ちている時に
体温を上げて病原体を殺し、免疫の働きで体を守ろうとして
起こる現象なので、体温が上がることは病気を治すために、
本来身体の中で起こる正常な働きなのです。
病原体・ウイルスと戦うリンパ球の最も力を発揮するのは
体温が38~39度の時なので
解熱剤の力で一気に熱を下げてしまうより
なるべく自然治癒力で治したいところ。
安静にしながら熱を下げる方法は、まずは休息。
布団をかけるなど、保温に努めながら体内から汗を出します。
(寒いからと電気毛布を使用するとかえって熱を上げてしまう事も
あるので注意しましょう。)
汗をかいたらこまめに服を着替えましょう。
服がちょっとでも湿ったら着替えないと放っておくと体に悪いです。
熱さましアイテム、熱さまシートや冷えピタを使うのも良いでしょう。
こちらもこまめな貼り替え、交換を。
8時間持続と書かれていた場合、早めの交換がベターです。
首の回り、わきの下、リンパの流れる場所、
足の付け根など動脈、太い血管の流れている場所に貼るのが
良いです。
保冷剤を手に握るのも良いですよ。
普段から意識して保管しておくといざという時に役立ちます。
シートやパックを避けたい人、用意がない場合は
氷枕で冷やすのも体温を下げる効果がありますし、
ぬるま湯を浸して絞ったタオルで全身を拭くのも効果的です。
(この場合冷やしすぎに注意)
熱を下げる食べ物(果物)
熱を下げるためには、水分、塩分、炭水化物等エネルギー補給をしながら
ビタミンもバランスよく摂取するのが理想。
寒気がしている場合は温かい食べ物を食べましょう。
脂肪分過多のものや油もの、乳製品など消化の悪いものは
お腹を下すこともあるので避けたいところ。
果物がおすすめです。フルーツ類は水分が多くビタミンも豊富なので
あまり胃腸に負担をかけずに栄養を摂れます。
ミカンなどの柑橘類はしんどい時でも比較的食べやすいです。
民間療法によると柿と林檎をすりおろしたのがよいと言われています。
バナナ、パイナップル、メロンなど、
南方産の果物は熱を下げる働きがあるといいます。
スイカ、キュウリ、冬瓜などウリ科の野菜も
熱を下げる効果があります。
冬瓜は利尿作用がありむくみもとれます。
ゼリータイプの栄養補給剤も喉越しに優しく
通常時から飲み慣れてる人は特に良いでしょう。
熱を下げる飲み物
熱を下げるのに大事なのは水分の補給です。
高熱時は汗をかくので、水分が不足しがちですが
お茶やジュース類は分解してから水分が吸収されるのでNG。
すぐに吸収される水を常温でこまめに飲みましょう。
寒気が続いてる時には定番のショウガの効用でシンジャーティーを。
まずは体をぽかぽか暖めましょう。生姜には発汗作用もあります。
梅干し、ねぎ、大根、生姜などが高熱の風邪の時の飲み物には効きます。
大根と生姜のすりおろしに醤油を垂らして番茶をいれて飲むのは
意外と味も美味しいので元気が出ますよ。
味のついたものが受け付けない時は、レモンを絞り蜂蜜を入れて
熱いお湯を注ぐだけでもOK。
レモンも無理ならお湯を煮て冷ました白湯を飲みましょう。
お風呂はどうする?
発熱中は避けた方が良さそう。
急激な温度変化が体にストレスを与える事があります。
せっかく熱が下がりかけても再び体温が上がってしまう事も。
衛生上の問題や清潔感をどうしても優先したい場合は
脱衣場や浴室を十分に暖めてシャワーで洗う程度に。
まとめ
熱を下げる方法を色々と紹介させていただきました。
適したものを取り入れてみて下さいね。
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