血圧の下が高いって問題があるの?原因や症状、下げる方法は?

ketuatuhikui

血圧って何が高くて、何が低いのでしょうか。

日本高血圧学会によると、
上の血圧が140mmHg以上、下の血圧が90mmHg以上のどちらかであれば、
高血圧症とされています。

通常、安静時における正常な血圧値は上の血圧が120前後で下の血圧が70前後です。
例えば、数値から見ると下の血圧が100というのは危険。
血圧はつい上の血圧ばかりを気にしてしまいますが、
下の血圧の数値にも注意することが必要なのです。

特に若い人では下の血圧が高くなりやすいとされており、気をつけなければならないのは、脈圧。
下の数値が100以下で危険域ではない、と安心せずに上の血圧と下の血圧の差にも注意が必要なのです。

どのように問題があるのでしょうか。
お伝えします。

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血圧の下が高いって問題があるの?

最近では上の血圧は正常値なのに下の血圧だけが高い人が増えており、
ある方は、最初は上の血圧は正常で下の血圧だけが上り、
その後、上の血圧が高くなることで、下の血圧との差が生じ始め、
最終的には下の血圧が下がり、上の血圧との差がさらに広がっていくといった症例をお持ちとのこと。

血圧はこのように高くなったり低くなったりしながら、
高血圧症になっていくケースが多いようで、
このような傾向から下の血圧が高くなるのは高血圧症の初期症状、とも考えられています。
下の血圧が100のような危険域になっている場合は、
生活習慣や食事などに注意して高血圧症にならないようにしましょう。

ですが、下の血圧だけが高いのは何を意味するのでしょう。
明確なことはやはり解明されていないようですが、
多くの高血圧患者の症例を検証・分析することで
下の血圧だけが高くなるのは、いわゆる高血圧症の初期症状である可能性が高い ということ。
要するに、高血圧の原因とされる血管の老化や硬直化などが少しずつ進行しつつある可能性が高いということなのです。

この症状が進行すると、下の血圧上昇に続き上の血圧が上昇。
さらに症状が悪化し動脈硬化が進行すれば、最終的には下の血圧が下がりはじめ、
上と下の血圧値が開き始めます。
ここまでくると立派な高血圧症で、
動脈硬化を原因とする脳梗塞や心筋梗塞に注意しなければならない危険なレベルに達します。
ですから下の血圧が高い方は症状が軽度のうちに、日々の健康状態に注意しましょう。

初期症状の可能性が高いので、ドクターに相談することも大事ですが、食事の採り方を見直し、適度な運動とストレス解消を心がけるなど生活の一部を修正するだけでも人によっては大幅に改善されることもあります。

まずは今できることからはじめることが大切です。

血圧の下が高いとどんな症状が出る?

下の血圧が高いとさまざまな病気を引き起こすことになります。
まず心配しなければならない病気は、動脈硬化。

すでに動脈硬化になっていると、下の血圧が高く、そのままにしておくと、血管がさらに硬く、厚くなり、動脈硬化を悪化させることになります。
動脈硬化は、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞などの病気を引き起こす原因。
下の血圧が高いと、心臓病や腎臓病などになりやすくなります。

また、動脈硬化が進行して、脳血管障害なども起こり可能性が高くなります。
その他にも、脳出血や脳梗塞、くも膜下出血、一過性脳虚血発作や高血圧性脳症などの病気の危険性が高まります。

下の血圧が高い場合と一緒に、コレステロールが高い、糖尿病を併発している場合にはさらに起こりやすくなります。
心肥大や狭心症、心筋梗塞や心不全などの病気を引き起こす危険性も高まります。
それは、とても心臓へ負担がかかること。
そのために、心臓に関わる病気を引き起こすことになってしまうのです。

他にも、腎臓や目の病気にもなりやすくなります。
腎臓の機能が低下し、血尿やタンパク尿が出るようになり、悪化すると腎不全を引き起こします。
腎臓の機能が低下すると、さらに血圧が高くなり、下の血圧が高いと動脈硬化が進行することで、目の病気にもなります。
網膜動脈にも動脈硬化が起こってしまうから。

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悪化すると、網膜出血が起こり、視力障害を起こし、血管が硬く、さらに血管内が狭くなることで、動脈閉塞症という病気にもなってしまいます。
歩くと足に痛みが起こり、一度休まないと歩けなくなるというほどの苦痛も強いられるのです。

このように、下の血圧が高いと、あらゆる病気を引き起こすこととなるのです。
早めに対処しましょう。

血圧の下の数値を下げる方法は?

食事下の血圧の下げ方としては、基本、食事を見直すことをおススメします。

栄養バランスの取れた食事を基本に、
下の血圧を下げる作用のある食物繊維や、血管がきれいになる食べ物を積極的にとり、
塩分を控えた食事をすることが大事。

まずは塩分を排泄する食品をおススメします。
塩分の摂り過ぎは下の血圧を上げてしまいますし、余分な塩分を排泄するカリウムを多く含む食品が下の血圧を下げるものです。
海藻類などはその一つ。
海藻類のぬめり成分である、アルギン酸はカリウムなどのミネラルと結びつき、胃の中でカリウムの放出を促してくれます。

特に水溶性の食物繊維は、ナトリウムを排泄し、下の血圧を下げてくれます。

他にも、
・オクラ
・ゴボウ
・春菊
・アボガド
・レンコン
・コンニャク
・きのこ類
食物繊維をしっかりと食事の中で摂ることが、下の血圧の下げ方において重要です。

きのこ類は食物繊維を多く含み、血中コレステロールを下げる食品。
特に、和食に馴染みのあるしいたけは血圧を下げる成分や癌を予防する成分が含まれていると言われています。

特に干ししいたけには普通のしいたけの7倍近いカリウムが含まれており、
下の血圧を下げるには干ししいためがおススメです。

干ししいたけを水に戻し、おそばをいただいたり、
しいたけ茶を作っていただくのもおススメです。

しいたけ茶の作り方は、干ししいたけを刻んで熱湯を注ぎ1晩置くだけです。
きのこは水につけると成分が溶けやすいので、水で洗わず、ぬれぶきんで軽く拭いて使います。
戻した水もそのままだしなどで使うようにしましょう。

中性脂肪やコレステロールを溜めないことと、
それらを排泄する食事を摂ることが大事。

他にも、塩分を腎臓から排する働きのあるカリウムを多く含んだものは、
・ホウレンソウ
・白菜
・枝豆
・かぶ
・ナス
・さといも
・さつまいも
などにカリウムが多く含まれています。

さらに、動脈硬化の予防に役立つとされいる
・アジ
・さわら
・さんまなど
魚も積極的に摂取することも有効です。

毎日すべて取り組むのは大変だとは思いますが、
今から出来ることから始めましょう。

中性脂肪やコレステロールを下げる野菜やきのこ、
海藻類などの食物繊維や脂質の酸化を予防するビタミン、
代謝を促進するミネラルなどを多く含む食品を積極的に摂り、
食事のほかに、ジョギングや水泳などの適度な運動も大事です。

適正体重を維持をおススメします。
それは、決して美容体重ではありません。
健康体重であれば問題ないのです。

さらに、睡眠不足にならないこと。
ストレスを溜めないこと。
血管を絞めてしまう、たばこをやめること。

規則正しい生活をすることが、下の血圧を下げることにつながります。

サプリメントや漢方薬などを取り入れるのも、効果的です。

まとめ

女性も更年期をむかえ女性ホルモンの分泌が減ると、
太りやすくなり血圧も高くなりやすい方もいらっしゃいます。
男性も女性も血圧の数値が正常値かどうか把握して、
高くなっている場合は日常生活や食事に注意して血圧が高くならないようにしなければなりません。

血圧は体調や気候、精神状態や睡眠不足などによって影響を受けやすいもの。
病院の医師を見ただけで血圧が上がってしまう場合もあるなど、
病院で測定した血圧が正確とは限りません。
自分の血圧が正常値かどうか把握しておくことが大切です。

そのためには自宅で測定することが必要です。
自宅で測定する場合は精神的に安定しているので、
正常値は低く設定されています。

家庭で血圧を測定する場合は正しい測定方法で続けて測ることも大事。
朝測定する場合は起床後1時間以内、夜の場合は就寝前に測定しましょう。
トイレは済ませてから測ります。
食前、服薬前に計ります。
といったことに注意して測定し、正しい数値を記録しましょう。

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