早い方は妊娠2か月で始まる方もいらっしゃる「 つわり 」
つわりのおかげで妊娠が分かった、という人も少なくないようです。
始まりと終わりがわかると、少しは安心かもしれません。
いつからいつまで続くのでしょうか。
つわりはいつからいつまで続くの?
平均的には妊娠6週目から7週目あたりになると、つわりが始まる人が多いようです。
中には3週目ごろから何となく具合の悪さを感じた、という妊婦さんもいらっしゃいます。
排卵日で結ばれた数日後から体調の変化を感じた時には、妊娠の可能性有ります。
個人差はありますが、妊娠9~10週目あたりがつわりのピークと言われています。
最初はゲップが頻繁に出たり、臭いが気になる、という方から、
段々と吐き気や胃のムカムカ、食欲不振へと変わっていく人が多いようです。
まれにつわりが妊娠後期まで続くという妊婦さんもいらっしゃいます。
ピーク状態がずっと続くことはないようです。
波がある、と言われる方が断然多かったです。
徐々に落ち着いてくるので、その時までとにかく無理をせず過ごすように努めましょう。
9~10週目を過ぎると、大抵落ち着く人が多いです。
ほとんどの人が14~16週目あたりには、さほど酷くなかったとおっしゃられる方がほとんどでした。
つわりの終わりは未熟だった胎盤が完成してきたことを意味している、とのこと。
ただし、お腹が大きくなってくると胃が圧迫されて気持ち悪さや食欲不振を感じる方もいらっしゃいます。
一旦終わったと思ったつわりがまた始まった、と感じる場合は、ベイビーが健やかに育って大きくなったから、と安心しましょう。
つわりを軽くする食べ物、飲み物
無理な時は食べれるものをいただきましょう。
つわりの期間に食べれなくてもお母さんの蓄積された栄養で赤ちゃんは十分に育ちます。
ですから、つわりがひどくて食欲不振の場合はバランスよく食べれなくても、口に入れられるものをいただきましょう。
ただ、偏食しつづけると余計長引くとも言われているので、通常のお食事もトライしながら、どうしても食べれないときはせめて水分・塩分をとりましょう。
三度のご飯でないとと思わず、一日に少しづつ食べる生活に変えてみるのもおススメします。
ですが、食べてみて吐きすぎたり、何も水分をとらないと、脱水症状になってしまいます。
それは、更に吐き気や頭痛まで引き起こすことも。
せめて水分は何回かに分けてでも摂取しましょう。
水も飲めない場合は迷わず産婦人科を受診することをおススメします。
おススメは「 ビタミンB6 」「 葉酸 」が含まれているもの。
まぐろ・カツオ・鮭・鳥ささみ・鶏レバー・ササミ・
ゴマ・大豆・キャベツ・さつまいも・にんにく・ピスタチオ・
バナナ・いよかん・みかん・柿・キウイフルーツ・夏みかん・はっさく・パパイアなど。
油をひかえ、消化のいいものをとりましょう。
気持ち悪い食材の上位は、油っこいもの。
食べれない方は油を使う料理や肉類など押さえたほうが胃腸の負担を減らすことができます。
お豆腐などもおススメです。
また、出来たての匂いがすると気持ち悪いというかた多数いらっしゃいました。
あったかいご飯をひやしましょう。
場合によっては冷蔵庫で冷やすが効果あり。
また、食べつわりの人は、常に持ち運ぶことをおススメします。
朝起きて空腹で気持ち悪い時もありますし、
少しお腹に入れて、ちょっと待ち、またいただく、などできるパンなどもおススメです。
こまめに食べることで気持ち悪さが軽減される方もいらっしゃいました。
無理をしないで、探しましょう。
つわりを軽くする方法(食べ物飲み物以外)
つわりがつらいと、家に閉じこもりがちになるので、
香りで気分転換はいかがでしょうか。
おススメは
「 レモン 」
「 オレンジ 」
「 ミント 」
ハンカチに少しつけて臭いをかいだりすると落ち着きますし、
沐浴、お湯に香りを落として香りを楽しんだり、いかがでしょうか。
直接肌に着けないように、お気をつけください。
時折、外出をして散歩や友人と会うなどして気分転換をすると、
つわりから気がそれて楽になることもある、とお話ししてくださった方もいらっしゃいます。
また、好きな事をして気を紛らわすこともいいかもしれません。
服装はゆったりしたものをお召しください。
お腹やブラジャーなどで締めつけられると気持ち悪くなります。
ニオイで、全然料理が出来ない方や外に出たら気持ち悪かったとお話下さった方は、
いつもマスクをされていたそうです。
つわりは、赤ちゃんが健やかに育っている証。
辛いだけでなく、ハッピーのしるしなのです。
あまりにひどい症状の場合は妊娠悪阻の可能性もあるので病院へ行きましょう。
何も食べられなかったり、水を飲むだけで吐いてしまたりという症状が長く続いてしまったり、体重が1週間で1~2kg減ってしまうような場合はなるべく早く受信しましょう。
ふらふらしたり、目が回ってしまう。
放っておくと脱水症状がおこり、内臓が弱ってしまいさらにひどくなると、
脳神経症状があらわれ頭痛や幻覚、幻聴、記憶喪失やこん睡状態になり、
母体だけでなく赤ちゃんも危険な状態。
心配もストレスです。
上記の症状の際はすぐに受診しましょう。
そして、睡眠をしっかりとりましょう。
赤ちゃんを産んだら、なかなか寝れないので、とアドバイスをいただきました。
まとめ
つわりのおもな症状は、
・食べつわり
・吐きつわり
の2種類。
食べつわりは、いつも何かを食べていないと気分が悪くなってしまうというつわりの種類です。
食べてつわりが治る場合が多いので、軽くお腹に入れましょう。
ですが、体重が増え過ぎると食事制限ができてしまいますので注意です。
吐きつわりとは、空腹時など食事に関係なく、常に吐き気が襲ってくるというつわり。
吐きつわりの場合、嘔吐しすぎて中が切れて血が混じることもあるそうです。
気を付けましょう。
この時期は、においに敏感になります。
苦手なにおいと平気なにおいが出てきたり、常に眠い状態になったり。
仕事中でも外出先でも眠くなるので、車の運転は避けましょう。
また、ベイビーのようによだれが増えてだらだら出てくるつわりもあるそうです。
タオルをくわえたり、外出中は中を見えないようにしたペットボトルに唾液を吐いたり、枕元にティッシュや洗面器を用意したりして対処されたとのこと。
人それぞれの症状があるように、対処法もそれぞれ。
参考になりますように。
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