薬の副作用で太ってしまった、という方は意外と多いみたいです。
どんな薬がそれに該当するのでしょうか、対策はあるのでしょうか。
今回は副作用で太る薬の種類とその対策についてまとめてみました。
同じ病気でも太りやすい薬とそうでないものがあるので知っておいて
損はなさそうです。
副作用で太る薬の種類とは?
◎ジプレキサ
アメリカで最も多く使用されている非定型抗精神病薬。これらは日本では
統合失調症への薬として承認されている。とにかく体重増加したとのコメント。
食欲の沸きようがすごい。食べても食べても、お腹がすくという凄さ。
参考:使用者の30%は10キロ太ったとのこと。45キロ増えた人も。
◎ルーラン
日本では統合失調症治療薬として承認されている。大まかに体重を増やす傾向が
あるようです。精神疾患は改善していくと体重が増えるようです。
◎サインバルタ
抗うつ剤の一つ。セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬。
確実に太るようです。とにかく検索数が多い。
◎パキシル
これも抗うつ剤の一つです。体験談によると1ヶ月に3キロ。最終的に
10キロまで太ったとか。この方は通常、痩せ型の人です。
◎花粉症の薬で体重増加の記載がある薬
エバステル錠、ザイザル錠、ジルテック錠、サジテンカプセル錠。頻度が不明
なのもありますが、あっても0・1%未満だそうです。
実は抗うつ剤の中に含まれる「グレリン」という物質が体重増加に関係しています。
これは中性脂肪、コレステロール値などを変動させずに摂る食事の量を増やして
しまうという作用を持っているようです。
体脂肪の利用を抑制する作用もあるのです。こうなると薬を飲むたびに食事をとる
量が増えてしまい、体脂肪も燃焼されないので体重が増えてしまうと言うわけです。
薬を飲んでも太らないようにする対策
◎抗うつ剤などの精神疾患のお薬の場合
これらの薬は体重が落ちなくなるわけではなく、落ちにくくなるのでしっかり
対策を取れば体重は落ちます。まずは規則正しい生活をすることです。例えば
3食食べているか、量やバランスは取れているか、適度な運動はしてるか、などです。
次に薬の量を減らすことも考えてみることができます。まずは減らせるかを
主治医に相談しましょう。さらに別の抗精神薬に代えてみることです。
薬の中には便秘になるものもあります。故に主治医と相談して排便コントロールに
最適な下剤を検討することができます。
まとめ
今回は副作用で太る薬の種類と太らない対策について調査し、まとめてみました。
太る時はかなり体重が増加するようですね。しかし調査すると
色々な対策があるので是非試してみてください。医師と相談することも忘れずに。
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